■塗装・コーティング前に、“表面状態”を数値でチェック
■塗装やコーティング前の表面処理の品質管理にも最適
✅ブラスト処理された表面の凹凸(ピークからバレーまでの高さ)を迅速かつ正確に測定するためのハンドヘルド型測定器
✅表面の粗さがコーティングの性能に影響を与えるため、塗装やコーティング工程において重要な役割を果たします
✅測定範囲:0~800 µm
✅分解能:1 µm
✅データ出力:USB/RS-232インターフェースを介してPC接続可能
✅適合規格で世界基準での表面管理
・ASTM D 4417-B
・IMO MSC.215(82)
・SANS 5772
✅ブラスト加工された面に押し付け、表面の凹凸の型を取ります。
✅凹凸の差を数値で表示
ブラスト加工面の簡易的なチェックに利用されているデジタル表面プロファイルゲージ
ASTMD-4417-B、IMOMSC.215(82)、SANS5772、US Navy NSI 009-32、
US Navy PPI-633101-000
■炭化タングステン製センサーを採用
ブラスト加工とは
ブラスト加工とは 金属をはじめ樹脂、石材、木材、ガラスなど様々な素材へ粉体状の研磨材(メディア)を衝突させることにより、物理的に表面処理を行う加工法です。
その応用範囲は大変広く、不純物を除去するクリーニング用途のみならず、下地処理、美装加工、ピーニング、バリ取り、彫刻など様々な分野 、用途で幅広く利用されています。
分類 | メリット | 内容 |
高精度測定 | ✅ 1μm単位で表面凹凸を数値化 | ブラスト処理面などのピーク〜バレー高さ(表面粗さ)を高精度で測定可能。 |
非破壊・短時間測定 | ✅ ワンプッシュで即測定 | 表面を傷つけず、1分間に30回以上の高速測定が可能。 |
品質の均一化 | ✅ 測定値に基づく確実な塗装準備 | 粗さのばらつきを事前に把握し、塗膜密着性・防錆性能のばらつきを回避。 |
国際規格に準拠 | ✅ ASTM D4417-B・IMO MSC.215(82)等対応 | 船舶・建築・インフラ等の厳しい品質基準にも適合。 |
現場対応性 | ✅ ポータブル&電池駆動 | 携帯しやすく、電源のない現場でも即使用可能。 |
トレーサビリティ | ✅ データ出力機能(USB/RS232)搭載 | 測定結果の記録・報告・品質証明に活用可能。 |
耐久性 | ✅ タングステンプローブで20,000回以上の測定 | 摩耗しにくく、交換も容易でコストパフォーマンスが高い。 |
ステップ1:電源を入れる
ステップ2:ゼロ調整
ステップ3:測定
ゼロ調整を行った後、本体を片手で持ちながら、センサー部を測定する表面に静かに押し当てます。
センサー先端部が表面輪郭の凹部に到達すると、ディスプレイに数値がμm(マイクロメートル)で表示されます。
ディスプレイ | LCDディスプレイ |
測定レンジ | 0~750μm |
表面の相対湿度 | 85%RH以下 |
分解能 | 1μm |
精度 | ±5% または±5μm(どちらか大きい方) |
測定間隔 | 2秒以下(1分間に30回以上の測定) |
PC出力 | RS-232Cインターフェイス |
自動電源オフ | ボタン操作なしで約3分後に自動電源オフになります |
使用環境 温度 | 0~50℃ |
使用環境 湿度 | 80%RH未満(結露なきこと) |
電源 | 1.5V 単4形アルカリ乾電池×4本 |
サイズ | 170×63×24 mm |
重量 | 約180g(電池を含まない) |
付属品 | 取扱説明書(1)、テスト電池(4)、 ガラスプレート(1)、ストラップ(1) キャリングケース(1) |
販売元 | 株式会社佐藤商事 日本正規代理店 修理や不具合点検など、弊社にお気軽にご相談ください。 |
PC通信用ソフトウェア
MJ-TG-SW
測定した結果をリアルタイムで、 RS232・USBケーブル経由でPCに測定値を表示させ、その結果をExcelなどへ出力することができます。
注意:本体の記録データのダウンロードは出来ません。
本体とPCを接続した状態でデータの取得が可能です