ISO9060: 2018のクラスCに分類され、「分光平坦性」のサブカテゴリを満たす全天日射計。
オプションのファンヒーターユニットMV-01など、次世代の日射計測に適用可能なシリーズとなりました。
■軽量なアルミ製ボディを採用
■結露や劣化が生じにくい筐体構造
■定評ある熱式センサー
■高いコストパフォーマンス
■ヒータ付ベンチレーションユニットを装着可能(オプション)
安心のアフターサービス
国際工業規格である ISO9060 が 2018 年、第 2 版への改訂となり、これに伴い全天日射計は、等級が高い順に、”クラス A” ” クラス B” ” クラス C”に分類される事となり、応答時間および分光選択性の基準を満たす日射計に対しては、それぞれ“高速応答性” “分光平坦性” が等級のサブカテゴリとして付随されます。
MS-40C は ISO9060: 2018 の全天日射計の規格において、クラス C に分類され”分光平坦性”のサブカテゴリを満たす全天日射計です。
アルマイト処理された堅牢で軽量なアルミ製のボディにガラスドームを備えており、コストパフォーマンスと品質をバランス良く兼ね備えた製品となっており、多点計測に向いています。
MS-40C は太陽放射照度の測定に必要な 285~3,000nm の波長範囲に感度を持ち、-40℃~+80℃といった厳しい温度環境でも測定することが可能となっております。
オプション設定のヒータ付ベンチレーションユニットを装着する事で冬季に生じる霜、堆雪を防ぐ効果を得られます。
測定波長範囲 | 285~3000 nm |
感度定数 | 約 7.00μV/W・m-2 |
出力 | 電圧(mV) |
応答時間(出力95%) | <18秒 |
応答時間(出力99%) | ‐ |
ゼロオフセットA | <12W/m2 |
ゼロオフセットB | ±5 W/m2 |
長期安定性 | <1.5% |
非直線性 | ±1% |
方位特性 | ±20 W/m2 |
分光特性 | ±1% |
温度特性(⊿T50) | <3 % |
温度特性(⊿T70) | <4% |
傾斜特性 | ±1 % |
視野角 | 2π(sr) |
内部抵抗 | 約140Ω |
使用温度範囲 (精度保証温度範囲) |
-40~80℃ |
保護等級(IPコード) | IP67 相当(IEC60529, JIS C0920) |
質量 | 0.37kg |
出力ケーブル(外径) | AWG22: 0.3mm2×2芯(⌀4.8mm) |
出力ケーブル端子 | 棒端子(1.25-11S)/ Y形端子(1.25Y-4) |
寸法 | ⌀96mm×高さ101mm |
オプション | 出力ケーブル(20/30/50m) ヒータ付ベンチレーションユニット MV-01 |