・紙水分計MC-60CPAは非破壊で水分測定
・センサーを紙にあてるだけで、
すばやく水分測定可能
・シート状の紙やロール状の紙も押し当てるだけ
・センサはリング状のスプリングになっているため、紙との密着性がよく安定した水分測定が行えます。
■測定範囲:0〜33%(紙)、
0~175カウント値(ダンボール)
■静電容量方式
■各種の紙の検量線データがプリインストール済み
ダンボール・ボード紙6種類、および一般紙5種類、ユーザー検量線1種の検量線が選択可能
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■アラーム機能付
■深さ50mmまでの平均水分を測定
簡単操作
センサーを対象の紙に押し当てるだけで、即、水分を表示
非破壊で測定可能
シート状の紙やロール状の紙も、そのまま押し当てるだけで測定
各種の紙の検量線データがプリインストール済み
ダンボール6種類、および一般紙5種類、ユーザー検量線1種の検量線が選択可能
ダンボール・ろ紙・ティッシュペーパー・セミケミカルパルプ・クレープ紙・テストライナ・梱包紙・中芯紙・クラフト紙・オフセット印刷用紙の水分測定に対応
選択キーでインストール済みの線量線を呼び出すことが可能
紙を測定する場合は、紙・ダンボール水分計MC-60CPAのP1~P6に紙の坪量ごとに検量線が登録されているので、
測定する紙と同じものをPボタンで選択します
P1 | ろ紙・ティッシュペーパー・80 g/m2 以下 |
P2 | セミケミカルパルプ・クレープ紙・テストライナ・80 g/m2 以下 |
P3 | 梱包紙・中芯紙・80 g/m2 程度 |
P4 | クラフト紙・80 g/m2 以上 |
P5 | オフセット印刷用紙・80 g/m2 以上 |
P6 | ユーザー検量線・80 g/m2 以上 |
深さ50mmまでの平均水分が測定
より正確な水分測定のため、表面だけでなく深さ50mmまでの平均水分を測定。
測定対象の紙は重ねて50mm以上の厚さにして下さい。
サンプルの厚みが50 mm以上 重ねられない場合は、サンプル を下敷き(発泡スチロール)の上 に置いてください。
この場合でもサンプルの厚みは最低でも20 mm以上が必要で、サンプルと 下敷きの厚みも合計50 mm以上が必要です。
小型・軽量・ポケットサイズ
オートパワーオフ
自動的に電源が切れます
アラーム警報
アラーム機能とは、設定した「しきい値」を測定値が上回ったときに、アラーム音でお知らせする機能 ホールド機能で、値を固定することができます。
測定する段ボールと近い形状の番号(C1~C6)をCボタンで選択ください
紙の水分率が製品の品質、耐久性、使用性に直接関わるため、紙・ダンボール水分計MC-60CPAのような高精度で非破壊的な水分測定器は以下の業界で多く採用されています
製紙業界
紙の品質管理: 製紙過程での乾燥工程の管理。
紙の乾燥度合いをリアルタイムでモニタリングし、
品質が一定の基準を満たしているかを確認。
・生産効率の最適化:
水分測定結果を基に乾燥工程の温度や時間の調整を行い、エネルギー消費の削減と生産効率の向上を図る。
製紙工程では、紙の品質管理が非常に重要です。
紙の水分率は製紙の品質に直接影響を及ぼすため、紙水分計MC-60CPAを使用して、シート状の紙やロール状の紙の水分を正確に測定し、製品の品質を保つことができます。
印刷業界
・印刷前の紙の調整:
印刷前に紙の水分率を測定し、印刷品質に最適な状態に調整。
インクの乗りや紙の伸縮をコントロールして、高品質な印刷結果を保証。
印刷後の品質検査: 印刷後の紙製品の水分率を測定し、
品質管理基準に合致しているかを確認。
・印刷後の紙の調整:
印刷後の紙製品の水分率を測定し、品質管理基準に合致しているかを確認。
印刷プロセスにおいても、紙の水分率は印刷品質に大きな影響を与えます。
水分率が適切でないとインクの定着や紙の伸縮に問題が生じることがあります。
紙水分計MC-60CPAは、印刷前の紙の水分状態を迅速にチェックし、印刷品質の維持に役立ちます。
パッケージング業界
・包装材料の選定と管理:
食品や医薬品を安全に保管・輸送するために、包装材料として使用するダンボールや紙の水分率を管理。
製品の保護性能を最大化。
・環境適応性の評価:
輸送や保管中の気温や湿度の変化に対する包装材料の反応をモニタリングし、製品保護に最適な材料選定を支援。
紙水計MC-60CPAを使用することで、包装材料の水分率を適切に管理し、製品の品質を保つことができます。
品質管理・検査業務
・生産ライン上での即時検査:
製造ライン上での水分測定により、製品の品質をリアルタイムで管理。不良品の早期発見と生産プロセス改善。
・最終製品の品質保証:
出荷前の最終製品に対して水分測定を行い、製品の品質が出荷基準を満たしていることを保証。
紙製品やダンボール製品の品質検査では、非破壊で迅速に水分測定を行うことが求められます。MC-60CPAは、生産ライン上または出荷前の検査において、効率的に水分率を測定し、製品の品質基準を満たしているか確認するのに役立ちます。
※測定のPoint : 測定時、紙自体には50mmの厚みが必要です
サンプルの厚みが50 mm以上重ねられない場合は、サンプルを下敷き(発泡スチロール)の上に置いてください。
この場合でもサンプルの厚みは最低でも20 mm以上が必要で、サンプルと下敷きの厚みも合計50 mm以上が必要です。
型式番号 | MC-60CPA | |
測定方式 | 静電容量測定 | |
測定対象 | 6種類の段ボール紙、ろ紙、ティッシュペーパー、セミケミカルバルブ、クレープ紙、テストライナ、梱包紙、中芯紙、クラフト紙、オフセット印刷用紙、ユーザー検量線による測定 | |
測定範囲 | 紙 | 0~33 % |
ダンボール紙 | 0~175(カウント値) | |
測定再現精度 | 測定対象により異なる(約 ±2 %) | |
電源 | 9Vアルカリ乾電池 | |
表示方法 | LCDデジタル(最小表示桁 0.1 %) | |
寸法 | 72 (W) ×150 (D) ×25 (H) mm | |
重量 | 約150 g | |
付属品 | 取扱説明書、キャリングケース、テスト電池 |
測定中、金属部品を近くに置かないで ください
基準水分値とサンプル測定値との比較により、サンプル表面および深さ50mmまでの水分箇所の検出ができます。
海外輸入製品のため校正証明書、試験成績書、 トレサビリティ等の書類の発行につきましては承っておりません。