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振動計TPI-9071 判定振動計(FFT分析機能付)サトテック

使い方は超簡単 加速度速度軸受けの劣化度合いFFT振動周波数の分析機能つき ISO評価基準搭載

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操作は簡単で専門的なトレーニングは必要ありません。
誰でも簡単に素早くメンテナンス業務を行うことが可能

モーター・工作機械・ポンプ・コンプレッサの故障予知に多く採用
・カラー大画面で現場で「異常診断」と「原因」までわかる高機能振動計。おまかせ診断機能つき
・ISO評価基準搭載
一目瞭然のISO評価基準。回転機械の故障予知判定を
数値とカラー判定
・軸受けの劣化度合いを独自のBDU値で知ることができ、効率の良いメンテナンスができます
校正書類の発行可(有償) 

■メモリ機能つき(200件)
■着脱交換可能な IEPE型 加速度センサー
■単3形リチウム乾電池 50時間



振動とは

状態監視:機械の状態を常に監視
定期的に機械を診断するだけで予期せぬ機械停止を防ぎ、必要のない修理作業を削減することができます。

振動計TPI-9071

デジタル振動計TPI-9071(判定振動計)の特長

振動計TPI-9071をパワーポイントで紹介

有機ELで表示される3つのモード
「異常診断」と「その原因」を自動判定:アンバランス、ミスアライメント(芯ずれ)、ゆるみなどの一般的な振動異常を、変位や速度により自動診断します。

■FFT分析は100ラインと800ラインで表示 ■手のひらサイズのコンパクトボディ ■防塵防水性能:IP67相当

振動計TPI-9071の測定結果【画面1】 ISO規格を参考にした速度・加速度・BDU。色判定

測定を行うと、速度・BDU・加速度が次のように表示されます。

振動計TPI-9071(FFT分析機能つき)

速度について:ISO規格に準拠した速度のRMS値(速度の実効値)が表示

画面の上の部分には、ISO規格に準拠した速度のRMS値(速度の実効値)が表示されます。単位はmm/sで表示。

また数値の背景色は下表の評価基準に基づき、機械のコンディションを示しています。

振動計TPI-9071(FFT分析機能つき)交通信号のように、ISOを参考にした赤・黄・緑のカラーで診断できる。

進化した機械設備診断技術で効率アップ!

機械の状態監視が、こんなに便利になるとは!

振動計TPI-9071(FFT分析機能つき)

測定する機械のサイズや種類は設定ウィザードで設定することができます。

ベアリング軸受けの劣化度合い(BDU値)について

画面の左下の数値はベアリングの劣化度を表すBDU値です。 BDUはベアリングの摩耗状態の目安になる数値です。

数値が高いほど危険な状態であることを表します。

1g(ジー)の高周波振動(100 BDU)は、ベアリングが損傷している指標を表しています。したがってベアリングノイズの数値は軸受摩耗率の指標と考えることができます。

初期設定では、BDUが100以上のときは数値の背景色が赤になり、BDUが50~100の場合は、黄色(オレンジ)、50以下になると緑色になります。

ベアリング劣化度BDUの警告レベルは設定ウィザードにて変更することができます。

加速度(g)について

ISO周波数レンジ10 Hz~10 kHzにおける振動のRMS(平均)値です。

単位は重力加速度gで表します。(1 g=9.81 m/s2)

デジタル振動計TPI-9071の測定結果【画面2】 自動診断機能

□ボタンを押すと、3つの周波数帯に分割した振動速度(mm/s)が表示されます。

振動計TPI-9071

機械の回転速度に対して振動周波数の等倍、2倍、3倍をそれぞれ1X、2X、3Xとして、バーグラフで表示します。

この振動解析には、設定ウィザードにおいて機械の回転数(Run Speed)を正しく設定する必要があります。

1X(アンバランス:不釣り合い)

左側のバーグラフは機械の回転速度(周波数)と振動周波数が同じ場合で、機械のバランスの良さを示します。

この数値が大きい場合、機械がアンバランスであることを意味します。

バランスの良い機械だと、非常に小さな値になります。(中型機械の場合、約2 mm/s以下)

『アンバランス』とは、回転軸まわりのローターの質量が一様に分布していないことによって、回転時の各質量に働く遠心力が全体としてつりあわずに発生する振動現象です。

回転体の減肉・摩耗やスケールの不均一な付着、ローターの曲がり・偏心等によって生じます。


2X(ミスアライメント:芯ずれ)

中央のバーグラフは回転速度の2倍の振動周波数を表し、ミスアライメントが発生しているかどうかを示しています。

『ミスアライメント』とは、軸継ぎ手で結ばれた二本の回転軸の中心線がずれている場合に発生する振動現象です。


3X(ゆるみ)

右側のバーグラフは回転速度の3倍の振動周波数を表し、ボルトのゆるみや基礎の脆弱性などの可能性を示しています。

『ゆるみ』とは、基礎ボルトのゆるみや、軸受の摩耗などによって発生する振動です。

デジタル振動計TPI-9071の測定結果【画面3】 FFT振動周波数分析機能つき

振動分析画面でさらに□ボタンを押すと、振動レベルが周波数スペクトラムで表示されます。

振動計TPI-9071

ピークの高さはスペクトルの各周波数ポイントにおけるRMS振動レベルを表示しています。(mm/s)

画面右の数値は、赤い点線が示す位置での周波数およびRMS振動レベルです。

赤い点線は◁/▷ボタンで左右に移動でき、ピーク位置と重なると赤い+マークが表示されます。

 

□ボタンをさらに押すと、表示分解能が100ラインから800ラインに上がり、8倍の拡大表示になります。

100ラインと同様に、◁/▷ボタンで赤い点線を左右に移動できます。

振動計TPI-9071

デジタル振動計TPI-9071(判定振動計)は多くの企業に採用

振動計TPI-9071は、世界各国で高い信頼のもとに採用されている振動計

パナソニック関連会社、 大林道路株式会社、 プラントサービス株式会社
産業用機器製造業者、 浄化槽・水処理施設の設計・施工・維持管理、 空調・衛生設備の維持・修繕
道路工事、舗装工事、敷地造成工事、上下水道工事、 送風機/排風機(ファン・ブロワー)・熱交換器

デジタル振動計TPI-9071(判定振動計)の仕様

型式番号 TPI-9071
加速度センサー IEPE型センサー
センサー感度 約100 mV/g
周波数レンジ 速度(ISO)

2Hz~1kHz(<600 PRM)
10Hz~10kHz(≧600 RPM)

加速度(Total g) 10Hz~10kHz
ベアリング劣化度(BDU) 1kHz~10kHz
最大周波数分解能 1.25 Hz(FFT 800ライン設定時)
振動単位 加速度 g(RMS)
速度 mm/s(RMS)
ベアリング劣化度 BDU(1g RMS = 100 BDU)
速度精度 ±5%
周波数単位 Hz、RPM、CPM
入力範囲 ±60g
ダイナミックレンジ 72 dB(分解能0.05 g)
VA 診断帯域
RPM:回転速度
アンバランス 1× RPM
ミスアライメント 2× RPM
ゆるみ 3× RPM
記憶容量 200データ(全10ブロック:各ブロックに20件ずつ保存)
電源 ベアリングチェッカー振動計TPI-9070単3形リチウム乾電池×2本(Energizer社製推奨)
自動電源オフ機能

一定時間ボタン操作なしで自動的に電源が切れます。
1~60分まで設定可能

電池寿命 通常使用約50時間(自動電源オフ機能使用、明るさ設定により異なります)
使用環境 0~50 °C
保管環境 0~70 °C
寸法 本体:H200×W60×D26 mm、
プローブケーブル長さ:約80 cm~200 cm 
直径:25mm(マグネットベースA9073装着時)
重量

本体:約250 g(電池含む)
プローブ:約270 g(センサー部:約210 g、ケーブル:約60 g)

保護等級 IP67(ゴムパッキンが正しい位置で、電池カバー部が確実に密閉されていること)
付属品

取扱説明書
テスト電池(本体にセットされています)
IEPE型 加速度センサーA9014+カールケーブルA9013、マグネットベースA9073
ナイロン製保護ケース

販売元

株式会社佐藤商事 
振動計の世界的メーカーティ・ピー・アイ社の日本正規代理店
修理や不具合点検など、弊社にお気軽にご相談ください。

デジタル振動計TPI-9071(判定振動計)の使用方法

振動計TPI-9071(FFT分析機能つき)

オプション品

保護ケースA9086

保護ケースA9086

背面マグネット付きで固定設置ができ効率アップが可能。


ロングコンタクトピン A9072

ロングコンタクトピン A9072

標準のセンサーで届かない箇所やマグネットベースが使用できない狭い箇所の測定に使用可能。
■サイズ:直径8mm × 長さ100mm
※測定時、コンタクトピンの当て方により測定値が変動することがあります。


振動に対する豆知識

ISO規格 振動評価基準

振動計TPI-9071

基礎について  上の表中にある『基礎』とは、機械の基礎状態が『固い(Rigid)』、『柔らかい(Flexible)』は回転機械とその取付けられた基礎を含む固有振動数が回転機械の一次危険速度の25 %以上かどうかで判断されます。  例えば、回転数が1800 rpmの回転機械(一次危険速度は30 Hz)が基礎の上に固定されている場合で、基礎を含む固有振動数が37.5 Hz(=30 Hz × 1.25)以上の場合は『固い』基礎に分類され、37.5 Hz未満は『柔らかい』基礎に分類されます。

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