新JIS認証, 試験電圧125V~1000Vの4レンジアナログモデル
太陽電池パネルの絶縁抵抗測定、電気自動車の絶縁抵抗測定
定格測定電圧 | 125 VDC | 250 VDC | 500 VDC | 1000 VDC |
有効最大表示値 | 100 MΩ | 100 MΩ | 100 MΩ | 2000 MΩ |
確 度 第一有効測定範囲 |
表示値の±5% 0.1MΩ~50MΩ |
表示値の±5% 0.1MΩ~50MΩ |
表示値の±5% 0.1MΩ~50MΩ |
表示値の±5% 2MΩ~1000MΩ |
定格測定電圧を 維持できる抵抗 |
0.125 MΩ | 0.25 MΩ | 0.5 MΩ | 1 MΩ |
外部印加電圧保護 | AC 1200V (10s) | AC 1200V (10s) | AC 1200V (10s) | AC 1200V (10s) |
交流電圧測定 | 0~600V (50 ~60Hz), 最大表示値の ±5%, 入力抵抗500kΩ 以上, 平均値整流実効値指示 | |
機能 | 光るスケール, ドロッププルーフ, 電池電圧チェック, 活線警告, 放電機能, オートパワーセーブ, 電池過放電防止機能 | |
電源 | 単3形アルカリ乾電池(LR6) × 4, 連続使用時間: 20h (500Vレンジにて測定端子間を開放して測定時) 測定可能回数: 1000回 (5秒ON/25秒OFFとして定格測定電圧を維持できる下限測定抵抗値を測定したとき) |
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寸法・質量 | 152 W × 92 H × 40 Dmm, 420 g (電池含む, テストリード含まず) |
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付属品 | IR4042-10 | テストリードL9787×1, 携帯用ケース C0100×1, 取扱説明書×1, 単3形アルカリ乾電池(LR6)×4 |
IR4042-11 | スイッチ付きリードセットL9788-01×1, 携帯用ケース C0100×1, 取扱説明書×1, 単3形アルカリ乾電池(LR6)×4 |
テストリード L9787
[-10 標準付属品]
アース側テストプローブとワニ口クリップが差し替え可能, 1.2m
スイッチ付きリードセット L9788-01
[-11 標準付属品]
アース側リードとのセット, 1m
携帯用ケース C0100
[-10/-11共通]
標準付属品
発電状態にある太陽電池パネルの絶縁抵抗測定は、系統の絶縁抵抗測定方法をそのまま適用せず、出力端子の処理をしてから測定します。
※高電圧での作業となります。また短絡用開閉器内でアークが飛ぶことがありますので、詳細は、「小出力太陽光発電システムの保守・点検ガイドライン日本電機工業会技術資料JEM-TR228」を必ずご確認ください。
測定前に、アレスタなどの雷保護用素子があればそれらの素子の接地側を外しておく。また、短絡用開閉器も外しておく。次の手順にてPN間を短絡し、その後絶縁抵抗を測定する。
1.出力開閉器をOFFにする。
2.短絡用開閉器をOFFにする(この状態ではまだ太陽電池に接続していない)。
3.すべての断路スイッチをOFFにする。
4.短絡用開閉器を図の位置(逆流防止ダイオードの太陽電池側と遮断スイッチの間)に接続する。
5.測定対象のストリングの断路スイッチをONにする。
6.短絡用開閉器をONにする。
7.絶縁抵抗計IR4042-10で絶縁抵抗を測定する。
電気自動車やハイブリッド自動車の整備で、電気的絶縁を測定して感電事故を防ぎます。
■使用方法
1.バッテリとインバータのコネクタを外します。高圧がかかった状態で絶縁抵抗を測定することはできません。
2.絶縁抵抗計の-端子を自動車車体のアースポイントに接続します。
3.+端子をモータ各相の端子に接続します。
4.試験電圧500V(バッテリ電圧により異なります)で絶縁抵抗を測定します。
・測定方法は自動車により異なります。詳細は整備マニュアルをご確認ください。