水の汚れを示す指標の一つです。きれいな水は溶存酸素が多く、有機物の多い汚水では有機物の分解に酸素が消費されて、溶存酸素
は少なくなります。
(20度の純水の飽和溶存酸素量は 8.84[㎎/lです)
溶存酸素が2mg/ 以下(環境保全上の規準)になりますと悪臭がして、魚が棲めなくなります。
溶存酸素が2mg/ 以下になりますと、好気性微生物が活動できなくなり、嫌気性分解が起こり、硫化水素やメルカプタンなどの悪臭物質が発生します。
農業用水としては、溶存酸素5㎎/l 以下では根ぐされなどの障害が生じます。
水中の生物は、酸素量の増減に対して非常に敏感
溶液に浸漬した2つの電極の間に電圧をかけると、2電極間に電流が流れます。電圧をいろいろ変えて電流を測定する装置をポーラログラフといいます。