放射線測定器ガイガーカウンター Rangerは、低レベルのアルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線を高感度に総合的に検知可能な放射線測定器。
微量な汚染状態の確認にも利用可能
放射線の汚染物質や鉱石からは、通常、アルファ線、ベータ線、ガンマ線がでています。校正書類の発行可(有償)
●センサー一体型:ガイガーミュラー管(GM管)搭載
●測定単位:μSv/h, μR/h, mR/h, CPM, CPS, 積算係数
●設定基準値を超えると、警報音と表示でお知らせ。
●φ45mmの大型検出窓で高感度測定。データロガー機能
●放射線業務従事者の放射線被ばく防止用の放射線監視
●環境汚染検査 弊社では、アフターサービスも対応。
●希ガスやその他の低エネルギー放射線核種の検出
線測定器ガイガーカウンター Ranger(レンジャー)は、ガイガーカウンターインスペクターInspectorUSBの機能を引き継ぐと共に、耐衝撃用ゴムカバー、ゴムストラップ、PCにデータ保存できるソフトウェアが標準付属になっています。
持ちやすい約300gの軽量ボディ
大きくて見やすさバツグン。
φ45mmの大型検出窓で高感度&高精度測定
ガイガーミュラー(GM)管を使って放射線を測定
ゴム製のプロテクターブートストラップが標準付属
放射線測定器Rangerの本体の保護用
常に装着することをお勧めします
ハンドストラップで落下防止
放射線測定器ガイガーカウンター Rangerの本体
底面に取り付けることができます。
ソフトウェアは記録データのPCへ取り込み、電子校正、
グラフのリアルタイム表示、各種設定を行うことが可能。
ワイプテストプレートの装着によって放射線測定器 Rangerを正確なガンマ線検知器として使用可能
(参考資料)工業製品の放射能汚染を確認する方法について (JEMIMAサイト掲載のPDF)
検出器 | 高感度マイカ窓つきハロゲン消滅型GM管 | |
マイカ(雲母)窓 | 面密度 | 1.4~2.0 mg/cm2 |
有効直径 | 45 mm | |
測定線種 | α線、β線、γ線、X線 | |
測定範囲 | CPM | 0~350000 |
CPS | 0~5000 | |
mR/h | 0.001~100.0 | |
μR/h | 1~9999.0 | |
μSv/h | 0.01~1000 | |
積算計数 | 1~9999000 counts | |
測定精度 | 最大 ±15%、NIST校正 ±10%(校正線源をCs-137とした場合) NIST(アメリカ国立標準技術研究所)に基づいた校正 |
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検出感度 | α線 | 2000 KeV以上 |
β線 | 160 KeV以上(1000 KeVにおける検出効率は約 25%) | |
γ線 | 10 KeV以上 3340 CPM / mR / h(Cs-137の場合) 接触時における最小検出レベル 0.02 μCi (ヨウ素 125において) |
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プリセットされている計数効率核種 | C-14(炭素14)、P-32(リン32)、S-35(硫黄35)、Sr/y-90(ストロンチウム90)、I-131(ヨウ素131)、Cs-137(セシウム137)、Co-60(コバルト60)、α線源 | |
画面表示 | バックライトつきグラフィックディスプレイ(ON・OFF設定あり) | |
タイマー | 任意設定(00:01:00~23:59:59) | |
アラーム | 任意に設定したしきい値を超えた場合、ビープ音によるアラームが作動 (1mあたり70 dBの音圧レベル) |
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振り切れ防止 | 最大測定値の100倍の値まで表示(それ以上はオーバーレンジ) | |
平均値の表示間隔 | 30秒間のカウント数に応じて、30秒間、6秒間、3秒間の平均値を1秒ごとに表示 (Auto Averaging有効時) |
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検出音 | 検出した放射線量に応じて検出音の反応が変化(ON・OFF設定あり) | |
動作温度 | −10 °C~50 °C(38 °C以上の温度環境での長時間の使用は不可) | |
出力端子 | USB端子(micro-B) | |
電源 | 単3形アルカリ乾電池2個(自然放射線レベルで約800時間使用可能) | |
寸法 | 高さ140 mm・幅68 mm・奥行33 mm(エクストリームブーツ未装着時) | |
重量 | 243g(電池を含まない) | |
付属品 |
本体、日本語取扱説明書、キャリングポーチ、USBケーブル(Type-A / micro-B)、 ※スタンド装着時は、機器の転倒にご注意ください。 |
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ソフトウェア | Observer USB(Windows対応、無償ダウンロード提供) | |
別売品 | ワイプテストプレート RG-WTP(Rangerのみ対応) |
別売りワイプテストプレートでガンマ線検知器に
ワイプテストプレートの装着によって放射線測定器 Rangerを正確なガンマ線検知器として使用可能です。
Ranger単体ではγ線のみの測定ができません。正しい空間線量率を測定するには、α線とβ線をシールドするワイプテストプレートが必要です。
ステンレス製のスライド式の板で、本体側面の溝に沿って装着できます。
ちょうど背面のGM計数管センサー部を測定対象物から1 cmの距離に保持できるように設計されています。