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JIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズ A&D

JIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズJIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズJIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズJIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズJIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズJIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズJIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズJIS規格対応 音叉振動式粘度計SVシリーズ

・JIS Z8803 液体の粘度 測定方法。
センサ(スピンドル)交換不要:低粘度から高粘度までの幅広いレンジを連続測定
・ゾルからゲル化するまでの測定可能
・非ニュートン流体にも対応
・少量のサンプルで測定可能:35mL~45m

JCSS校正対象SV型粘度計 校正書類の発行可(有償)

●粘度計SV10 (JIS規格対応):0.3mPa・s~10Pa・s
●粘度計SV100(JIS規格対応):1~100Pa・s

音叉振動式は、液体中で振動子を共振させ、振動子を一定振幅で動かすのに必要となる加振力から粘度を求めます

●音叉型振動式によるフルレンジ1%の高精度再現性を達成
●リアルタイムグラフ化ソフトWinCT-Viscosity標準添付

弊社ではメーカー(A&D)と協力して、全国へ対応しております。


粘度計SVシリーズ(SV-10/SV-100)の特長

高い測定精度

新開発SV型*(音叉型振動式)によるフルレンジ1%の高精度再現性を達成。

また、粘度の標準液を利用し粘度校正が可能。

選べる測定範囲

振動子の交換なしで低粘度から高粘度まで広範囲の
連続測定が可能。
粘度計SV-10:0.3mPa・s~10Pa・s
粘度計SV-100:1Pa・s~100Pa・s

リアルタイムに粘度測定

振動子の表面積・質量が小さいので、試料の粘度変化や温度変化にすばやく応答。

リアルタイムの測定が可能

長時間の連続測定

振動駆動部に回転部がなく、メンテナンス性に優れ、粘度の連続測定が可能

非ニュートン流体の測定

肉薄プレートタイプの振動子により試料組織の破壊が少なく、安定した粘度値と粘度変化に追従した測定が可能

気泡入り試料の測定

振動周波数が30Hzと低く、微小な気泡を壊さず、
分散した大きな気泡には影響せず測定が可能。

ゾル・ゲルの変化にも対応

「でんぷん」のようなゾル・ゲルの変化過程も計測可能

流動状試料の測定

振動子の相互作用により、攪拌中の試料も測定が可能

また、流動状態となるラインなどでの利用ができ、
ラボと同一データでの現場管理が可能

正確で素早い温度検出

粘度検出部(振動子)の熱容量が小さいため、温度平衡までの時間が短く試料の正確な温度測定が可能

連続した物性変化の測定

共振振動により高度な分解能を有しており、界面活性剤などの曇点測定および濡れ性などの表面・界面変化などの測定が可能

測定データのリアルタイムグラフ化

測定データをパソコンへ取り込み、リアルタイムにグラフ化する専用ソフトWinCT-Viscosityを標準装備

RS-232C標準装備

プリンターやPCと簡単に接続でき、追加コスト不要

見やすい大型蛍光表示

文字高13mmの蛍光表示管の採用により、離れた場所からの確認や暗い場所での読み取りも容易

少量の試料で測定可能

貴重な試料も最小限の使用量ですみ、廃棄物やコスト削減にも効果的

簡単清掃

シンプル構造により、計測後の清掃作業は短時間で完了

音叉振動式粘度計の用途

ゲル化点:液体から固体への相変化

例) ゼラチン、寒天、グルコマンナン、増粘安定剤、ハイドロゲル

曇点:界面活性剤のミセル構造変化

例) パラフィン、非イオン系界面活性剤

混濁液:スラリー、サスペンション、スラッジ、コロイドなどの分散系の粘度 

例) セメント、バター、牛乳、クリーム、アスファルト、インク、塗料、金ナノコロイド

潤滑剤の特性: 温度変化による粘性変化

例) エンジンオイル、潤滑用グリス、鉱物油、合成油、水系潤滑剤(水基系)、動物油・植物油

急激な粘度の立ち上がり:硬化ポイントの測定(接着剤の測定)

例) 卵白/卵黄、 半田フラックス、シリコーン接着剤、モルタル、石膏、ゴム系・ポリマー系接着剤

低粘度測定:1.0mPa・s付近の安定測定(粘度、食感・感応試験)

例) 食品、水、アルコール、酒、清涼飲料水、醤油、牛乳、医療  血液、たんぱく質、医薬、その他溶剤、化粧水、半導体研磨剤等

高粘度測定:~100Pa・sまでの安定測定

例) はちみつ、ポリマー溶液、はみがき粉、ハンドクリーム、口紅、チョコレート

介護食・摂食嚥下障害者用食品、経口摂食食品、胃瘻食品(胃ろう食品)

例) 病院・介護施設用の食事、とろみ剤の入ったお茶・ジュースなど

増粘多糖類、キサンタンガム等でとろみがつき始める時間、安定してくる時間の測定管理に


音叉振動式の粘度計SV-10/SV-10Aは極低粘度領域(0.3mPa・s)から高粘度(10,000mPa・s)までの広範囲を連続的に測定する事が出来ます。

途中でセンサ部(スピンドル)の交換する必要がないので、ゾルからゲル化するまでの測定が可能です。

また、測定間隔を自由に設定可能で、連続24時間測定等、長時間による粘性変化も測定可能です。

回転式粘度計/B型粘度計と音叉振動式粘度計の違い

項目 回転式粘度計/B型粘度計 音叉振動式粘度計
測定原理の違い

液体中に入れられた回転体(スピンドル)に一定の回転運動をさせ、回転するのに 必要となるトルクが、粘度値に比例することを利用
非ニュートン流体にも対応

音叉のように固有振動数で共振させる時に、
振幅を一定にするのに必要な駆動力により粘度を測定。 この方式の採用により高感度

少量でのリアルタイム測定が可能
非ニュートン流体にも対応

測定範囲と精度の違い

広範囲の粘度測定が可能だが
低粘度液体にはやや精度が劣る場合がある

低粘度液体に対して高い精度を持ち
連続測定が可能

用途の違い

食品 化学 化粧品など幅広い分野で使用
剪断速度に対する粘度特性を観察するのに適している

リアルタイムモニタリングが求められる場合や 少量サンプルの測定に適している
製造工程中の粘度管理などに使用

サンプル量

数十mLから数百mLの液体サンプルを使用することが一般的

数mL程度の少量サンプルで測定可能
メンテナンスの違い

スピンドルが液体に直接触れるため
清掃やメンテナンスの手間がかかる

振動子が液体に浸かるが
比較的簡単にメンテナンスが行える


回転式粘度計/B型粘度計のデータと音叉振動型粘度計のデータとの相関関係はありますか?

回転式粘度計(B型粘度計)と音叉振動式粘度計は、異なる測定原理に基づいて粘度を測定するため、
同じ粘度データが出るとは限りません。ただし、特定の条件下では相関関係がある場合もあります

同じ結果が得られるか

両方の粘度計が同じ結果を出すかは、液体の種類や測定条件(温度、圧力、サンプルの量)によって異なります。

特に非ニュートン流体の場合、回転式粘度計では剪断速度によって粘度が変わるため、音叉振動式粘度計と測定結果が異なる可能性が高いです。

一方、ニュートン流体(水やシンプルなオイルなど、粘度が剪断速度に依存しない液体)では、両者の測定結果が比較的一致する可能性があります

相関関係はあるか

一般的には、回転式粘度計と音叉振動式粘度計のデータには一定の相関があることが期待できますが、絶対的な一致は難しいです。

測定方法や使用条件に大きく依存します。

粘度計の種類が異なることで、各装置の測定精度や感度が異なるため、得られるデータも異なってくるのです

データの比較とキャリブレーション

両方の粘度計のデータを比較して正確な相関関係を見出すためには、同じ液体サンプルを使用し、温度や圧力などの環境条件をできる限り一致させた上で測定を行う必要があります。

粘度が安定しているサンプルを使えば、ある程度の相関が見られるかもしれません。

キャリブレーションによって、異なるタイプの粘度計間で測定結果を一致させることも可能ですが、あくまで近似的なものになります

SV型(音叉型振動式)粘度計の測定理論

測定理論

液体中で、振動子を一定振幅にて共振させ、振動子の粘性抵抗を加振力となる電流値を測定することから粘度を求める。

測定機構

音叉形状を有する2枚の板バネの中央に電磁駆動部を設置して板バネを一定の設定振幅にて共振させる。 

粘性抵抗により異なる駆動電流を検出し、あらかじめ記憶させている検量線と対応させて演算し、粘度を測定する。


粘度計SVシリーズ(SV-10/SV-100)の仕様

モデル 粘度計SV-10 粘度計SV-100
測定方式 SV型(音叉型振動式)
固有振動数 30Hz
測定粘度範囲 0.3mPa・s~10Pa・s
(0.3~10,000mPa・s)
1~100Pa・s
(1,000~100,000mPa・s)
測定精度(再現性) 1%(フルレンジ) 設置環境:20~30℃、結露しないこと
単位(粘度)
mPa・s、Pa・s、cP、P Pa・s、P
動作温度 10~40℃
サンプル量 35~45ml
試料温度測定部 0~100℃/0.1℃表示
表示部 蛍光表示管
通信機能 RS-232C標準
電源 ACアダプタ(TB-135:100V 50Hz/60Hz、約14VA)
外形寸法/自重 計測部:332(W)×314(D)×536(H)mm/約5.0kg
表示部:238(W)×132(D)×170(H)mm/約1.3kg
標準付属品 取扱説明書、ACアダプタ、CD-ROM(WinCT-Viscosity)、
樹脂製サンプル容器(4個)、接続ケーブル(1.5m)、
RS-232Cケーブル(25P-9P)

粘度計SVシリーズ(SV-10/SV-100)のオプション

粘度計校正用標準液(JS2.5)*1 AX-SV-31-2.5*2
粘度計校正用標準液(JS10)*1 AX-SV-31-10*2
粘度計校正用標準液(JS100)*1 AX-SV-31-100*2
粘度計校正用標準液(JS1000)*1 AX-SV-31-1000*2
粘度計校正用標準液(JS2000)*1 AX-SV-31-2000*3
粘度計校正用標準液(JS14000)*1 AX-SV-31-14000
粘度計校正用標準液(JS160000)*1 AX-SV-31-160000*4
サンプル容器<PC(ポリカーボネート)製、容量35~45ml>付属品と同じもの。10個セット AX-SV-33
少量サンプル容器<PC(ポリカーボネート)製、容量10ml>10個セット、フタ10個付き AX-SV-34
ガラス容器(容量約13ml) AX-SV-35
位置決め用ストッパー AX-SV-36
循環水ジャケット<本体:PC(ポリカーボネート)製、パッキン:シリコンゴム製>、
少量サンプル容器、フタ各4個付き
AX-SV-37
ガラス容器(容量約60ml、内径47mm)10個セット AX-SV-38
アナログ電圧出力(0~1V) AX-SV-42
延長ケーブル(5m) 計量部と表示部接続延長用 AX-SV-43
コンパクトプリンタ H-AD8127
*1:容量500ml、JIS Z8809に基づく証明書付き *2:SV-10のみ使用可能 *3:SV-100にて校正する場合は、25℃以下でお使いください。
*4:SV-100のみ使用可能

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