ブルックフィールド型粘度計として最もポピュラーな粘度計です。
数多くのJIS規格に採用されています。
*サンプル測定可能です。ご相談ください。
■ 低粘度から高粘度まで幅広い測定範囲
■ 接液部は SUS304/303
■ 腐蝕性物質の粘度測定が可能
■ 非ニュートン性液体の流動特性の測定に最適
■ アスファルト、高温溶液、ゲル状物質などの場合でも、信頼性の高い測定が可能
■ 豊富な実績によって蓄積されたノウハウ
■ インキ、ゴムなど30種類以上の物質粘度に、この粘度計による測定値での表示があります。
本体仕様
粘度 | フルスケールの±2.0%以内 |
再現性 | フルスケールの±0.3%以内 |
使用周囲温度 | 0 ? 40℃ |
使用周囲湿度 | 90% RH 以下(ただし結露のないこと) |
接液部材質 | ステンレス鋼 |
電源 入力電源(本体) | DC12V 2A |
専用AC アダプタ | 入力 AC100 ? 230V ±10% 50/60? 定格電圧 AC125V ケーブル使用※出力 D C12V 2A |
消費電力 | 15VA 以下 |
外形寸法 粘度計本体 | 150(W) × 265(D) × 210(H) |
外形寸法 スタンド | 290(W) × 300(D) × 450(H) |
質量 | 約5 ㎏(スタンド含む) |
※定格電圧AC125Vを超える電源を使用する場合は別途専用ケーブルが必要です。
機種 | 測定レンジ (フルスケールトルク) | 粘度測定範囲 |
粘度計BLⅡ | 67.37μN・m | 1 ~ 100,000 mPa・s |
粘度計BMⅡ | 67.37μN・m | 15~ 100,000 mPa・s |
粘度計BHⅡ | 718.7μN・m | 200~ 2,000,000 mPa・s※1 |
粘度計BSⅡ | 2156.1μN・m | 1,200 ~ 12,000,000 mPa・s※2 |
※1 H1 ロータ(オプション)使用の場合、下限値は100mPa・sからとなります。
※2 H1 ロータ(オプション)使用の場合、下限値は300mPa・sからとなります。
粘度計本体のモータの回転はスプリングを介してロータに伝達されます。
測定液中、浸漬されたロータの外周には液の粘度摩擦トルクがはたらき、このトルクとスプリングの力が平衡した状態で定常回転します。
トルクの大きさはロータ軸に固定された指針の偏角として、モータ軸に直結された目盛板で読み取った値に比例します。
絶対粘度はこの指示値と換算乗数により求められます。