携帯型の濁度/SS計
最大400g/Lの高SS濃度に対応
1台で濁度/SS/汚泥界面を測定可能。
濁度/SS/汚泥界面計のフィールド測定が簡単に
複数の校正曲線で、高濃度域までの広範囲な測定が可能
優れた耐久性を持つ汚れのつきにくいステンレス製プローブを採用
60℃までの高温サンプルに対応
充電式電源だから安心、環境に優しい設計
濁度、SSの測定範囲
・濁度:0.001~4000NTU
・SS:0.001~400g/L
携帯型濁度/SS/汚泥界面計TSS Portableは1台で濁度/SS/汚泥界面を測定可能
2つの860nmLED光源に対し、濁度は90°散乱光を各1つの検出部で受光する2光路測定、SSは90°と120°散乱光を各4つの検出部で受光する
8光路測定。汚泥界面はプローブを検水に沈めていき、SS値が大きく増加する位置をケーブル浸漬長から読み取ります。
携帯型濁度/SS/汚泥界面計の測定プローブは耐久性のある素材を使用
プローブ本体材質はSUS316Ti、測定セル窓はサファイアガラスを採用。測定面のSUSは、汚れが付着しにくい研磨処理加工済み。
濁度、SSは広範囲の測定が可能
濁度 0.001~4000NTU
SS 0.001~400g/L
※濁度測定はホルマジン検量線入力済み(変更不可)。SS測定はサンプルに合わせた検量線の作成が必要。
TOADKK コード | HACH3973 | ||||||
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HACH プロダクト番号 | LXV322.99.00002 | ||||||
測定項目 | 濁 度 | S S | |||||
測定原理 | 赤外線ダイオードによる2 光源4 検出方式 | ||||||
2 光路による90 散乱 | 6 チャンネルマルチアングル演算法 | ||||||
測定範囲 | 0.001 ~ 4000NTU | 0.001 ~ 400g/ L | |||||
分解能 | 0.001NTU(0 ~ 0.999NTU) | 0.001g/ L(0 ~ 0.999g/ L) | |||||
0.01NTU(1 ~ 9.99NTU) | 0.01g/ L(1 ~ 9.99g/ L) | ||||||
0.1NTU(10 ~ 99.9NTU) | 0.1g/ L(10 ~ 99.9g/ L) | ||||||
1NTU(100NTU 以上) | 1g/ L(100g/ L 以上) | ||||||
測定精度 | 3% 以下または 0.02NTU 以下のいずれか大きい値 | 4% 以下または 0.001g/ L 以下のいずれか大きい値 | |||||
繰返し性 | 4%(測定値に対して) | 5%(測定値に対して) | |||||
測定単位 | FNU、NTU、EBC | ppm、mg/ L、g/ L、% | |||||
検量線数 | 1つ(HACH工場設定済み) | 4つ(任意設定) | |||||
測定 | 連続測定(データは1分毎にメモリされる) | ||||||
データメモリー | 最大290 データ | ||||||
使用温度 | 0 ~ 60 ℃ | ||||||
使用圧力 | 0 ~ 1MPa | ||||||
電源 | NiMH電池×6本または単三アルカリ乾電池×6本 | ||||||
外形寸法 | メータ:110(W) 230(D) 40(H)mm | ||||||
プローブ:φ 40 290mm、ケーブル長10m | |||||||
キャリングケース:320(W) 450(D) 110(H)mm | |||||||
質量 | メータ:約0.6kg プローブ:約1.6kg |
標準添付品
品 名 | TOADKK コード | HACHプロダクト番号 | ||||
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TSS Portable メータ | HACH3974 | LXV320.99.00002 | ||||
TSS プローブ(10m、プラグ付き) | HACH3975 | LXV321.99.00002 | ||||
充電式NiMH 電池(6 本) | HACH3979 | LZY604 | ||||
充電器※ | 134C600 | - | ||||
キャリングケース | HACH3978 | LZY605 | ||||
マニュアル | - | - | ||||
クイックスタートガイド | - | - |
※国内でのみ使用可能
質問:測定時、プローブの周りにどの位の空間が必要ですか?
プローブ周囲を7cm、底面から10cm以上空けることが必要です。
質問:ケーブルの長さが10mですが、他の長さは対応できますか?
対応できません。10mのみです。
質問:光源と、測定波長を教えてください。
光源は、赤外線発光ダイオードです。測定波長は、860nmです。
質問:校正は必要ですか?
濁度はHACH工場出荷時にホルマジンにより校正されていますので、校正不要です。
SSは当社出荷時にカオリンによる2種類の検量線(DS1、DS2)*が入れられています。
しかし、試料水によって含まれる懸濁物質の組成が全く異なるため、 お客様のサンプルでの校正が必要です。
*DS1は、純水とカオリンによる0mg/L(純水)、5,000mg/Lおよび10,000mg/Lの3点検量線
DS2は、カオリンによる10g/L、50g/Lおよび100g/Lの3点検量線
質問:SSの校正に必要なものは?
必要なもの:お客様のサンプル2~3点(各1L)*、そのサンプルの手分析値(重量法等による手分析値)、 校正容器(黒、あるいは暗い色)、スターラーと攪拌子(必要に応じて)。
*目的のSS値を挟んだ2点以上の校正を行う事が適しています。
質問:「Data Full」の表示が出て測定が来ません。
保存データが約290を超えると、測定ができなくなります。 保存データの消去を行ってから、測定し直して下さい。 保存データの消去は一括消去のみになります。
質問:汚泥界面は、どのように測定するのですか?
汚泥界面測定は、プローブを試料中に沈めていき、SS値が規定値に達したときの位置を ケーブルのマーカー(1m間隔)で読み取ります。