無線ロガー「SK-L700Rシリーズ」の親機(中継器兼用)。
・子機の設定、測定データの監視、記憶した測定データの回収を無線通信でおこないます。
・データ解析用のソフトウェアが標準付属(ダウンロード)。
※ご使用には別途子機(温度タイプまたは温湿度タイプ)が必要。
温度 温湿度
無線ロガー「SK-L700Rシリーズ」は、最大60台のネットワーク通信が可能なデータロガーです。
無線技術を用い、配線不要で離れた場所に設置した機器の設定・データ収集・リアルタイムの測定値監視が可能です。
■子機は温度タイプ・温湿度タイプの2種類、各子機専用のセンサは2種類(一体型・分離型)です。用途に応じて選択してください。
■親機に標準付属の解析ソフトウェアを使用することで、離れた場所から子機の設定や測定データのモニタリング、子機で記憶した測定データの収集が可能です。
注意:本器は電波法に基づく技術基準適合証明(工事設計認証)を受けた無線機を内蔵しています。
本器を分解、改造することは法律で禁じられています。
また、本器は日本国外の電波法には準じておりません。日本国内でのみご使用ください。
(This product is designed for only use in Japan.)
遮蔽物のない見通しの良い屋外直線で約400mです。(屋内の場合、約100m)
障害物の影響で無線が届かない場合は、中継器を設置することで通信距離・状態の改善が可能です。
※無線到達距離は、無線環境で異なります
親機1台に対し、中継器・子機合わせて最大60台を同時接続できます。施設・工場内など、広域な測定場所をカバーします。
※中継器、子機の制御には、解析ソフトウェアをインストールしたパソコンと親機が必要です。
最小のネットワークはパソコン、親機1台、子機1台となります。
中継器は親機と兼用ですが、中継器をご使用の場合は親機とは別に設置が必要です。
※中継器を使用した接続は、最大3段まで可能です。
子機(温度タイプ・温湿度タイプ)はロガー機能で測定データを本体へ記憶します。
■記憶データ数:
子機に最大16000ヶの測定データを記憶できます。
(温度2チャンネル、または温湿度タイプの場合、各チャンネル16000ヶの測定データを記憶します。)
子機(温度タイプ・温湿度タイプ)はロガー機能で測定データを本体へ記憶します。
■記憶間隔:
1秒~60分(13通り)から選択できます。
■記憶方式:
ワンタイム・エンドレスの2種類から選択できます。
ワンタイムの場合、記憶データが16000ヶに達すると、自動で記憶を終了します。
エンドレスの場合、記憶データが16000ヶに達すると、先頭の記憶データを上書きして記憶を継続します。
■記憶データの保持:
子機の電池が切れても、記憶した測定データは内部メモリに保持します。
電池交換時や電池切れなどの場合も、記憶データが無くなることはありません。
■microSDメモリカードへのコピー:
子機に記憶した測定データは、microSDメモリカードにコピーも可能です。(microSDメモリカードは別売り)
microSDメモリカードにコピーした記憶データは、解析ソフトウェアで読み込むことができます。
■無線通信で記憶データを収集:
離れた場所から子機の記憶データを収集することが可能なため、設置場所へ移動する必要がありません。
設定した時間に自動で記憶データを収集することもできます。
■キーロック機能:
誤操作で記憶が停止することを防止するため、子機はキーロックが可能です。
無線通信で離れた場所から子機の測定データをリアルタイムで監視することが可能です。
■監視データ:
接続済みの中継器、子機の測定値、警報値、電池残量、機器情報などが監視可能です。
■警報機能(接点出力):
子機に設定した上限値、または下限値を超えた場合、親機の警報出力端子から警報出力が可能です。
警報ライトやブザーを使用して、警報の監視ができます。
(親機と中継器は兼用ですが、中継器に設定した場合、警報出力は作動しません。親機のみの機能です。)
■警報機能(メール送信):
設定した条件(上限値、または下限値を超えた場合/電池残量警告 など)が起こった場合、事前に登録したメールアドレスに警報メールを送信します。
メールアドレスは4件まで登録ができ、警報時は全登録先へ一斉に警報メールを送信します。
親機に標準付属の解析ソフトウェアを使用して、子機の設定や測定データのモニタリング、子機で記憶した測定データの収集、データ解析が可能です。
■ルート設定:
ネットワークを構築する中継器、子機をマウス操作で簡単に設定できます。
中継器や子機の増設、ルートの変更も容易です。
■子機との通信:
各設定、記憶データの収集、リアルタイム監視が可能です。
■データ解析:
子機から収集した記憶データは、保存・印刷・各種解析が可能です。
ネットワーク通信を行う場合、パソコンへ接続した親機から中継器および子機を制御します。
※最小のネットワークはパソコン、親機1台、子機1台となります。
障害物の影響で無線が届かない場合は、中継器を設置することで通信距離・状態の改善が可能です。親機は中継器兼用です。電池BOX内のスイッチで、親機←→中継器の切り替えができます。
※中継器は親機と兼用ですが、中継器をご使用の場合は親機とは別に設置が必要です。
親機は2つの警報出力(アラーム1、アラーム2)機能付きです。
警報出力は通常開放となり、警報作動時に接点が短絡します。
警報ブザーやランプに接続して、警報時の監視に使用できます。
※親機と中継器は兼用ですが、中継器に設定した場合、警報出力は作動しません。親機のみの機能です。
USBバスパワー・電池・ACアダプタ(別売り)のいずれかで使用可能です。
製品名 | 無線ロガー 親機・中継器 |
---|---|
製品番号 | No.8220-00 |
型式 | SK-L700R |
表示 | LED |
無線規格 | ARIB STD-T108準拠 920MHz帯/通信チャンネル数14ch/出力約20mW |
通信距離 | 屋外見通し約400m/屋内見通し約100m ※通信距離は使用環境により異なります |
通信 | USB |
接点容量 | 無電圧接点 2接点 最大定格 AC/DC240V 80mA ※親機として使用時 |
使用環境 | 0~50℃ 85%rh以下 ※結露無きこと |
電源 | USBバスパワー または単3形アルカリ電池 2本、 ACアダプタ |
電池寿命 | 中継器モードで約6ヶ月 ※中継器に子機1台接続、リアルタイム間隔10分の場合 |
寸法 | 約(W)114×(H)80×(D)35mm ※アンテナ、突起部含まず |
質量 | 約230g ※電池含む |
付属品 | 単3形アルカリ電池 2本、通信ケーブル 1本、解析ソフトウェア(CD-ROM) 1枚、取扱説明書 |
オプション | No.8229-50 専用ACアダプタ |
一体センサ、分離センサが最大2本同時接続可能です。(各センサは別売り)
また、JIS C 0920「IP65」に準拠した防塵・防水構造です。(無線温度ロガー用分離センサ接続時)
一体センサ、分離センサを接続できます。(各センサは別売り)
表示部に温度、湿度の測定値を同時に表示します。
一体センサ、分離センサを接続できます。(各センサは別売り)
●ロガー機能
最大16000ヶの測定データを記憶できます。
(温度2チャンネル、または温湿度親機(中継器)と無線通信
●親機(中継器)と無線通信
無線通信を使用して、配線不要で各種設定。記憶したデータの回収が可能です。
microSDメモリカードにコピーした記憶データは、解析ソフトウェアで読み込むことができます。
●microSDメモリカード
記憶した測定データは、microSDメモリカード(別売り)にコピーも可能です。
●記憶データの保持
電池が切れても、記憶した測定データは内部メモリに保持します。電池交換時や電池切れなどの場合も、記憶データが無くなることはありません。
●キーロック機能
誤操作で記憶が停止することを防止するため、子機はキーロックが可能です。
●電源
電池・ACアダプタ(別売り)のどちらでも使用可能です。
製品名 | 無線温度ロガー子機 | 無線温湿度ロガー子機 |
---|---|---|
型式 | SK-L700R-T | SK-L700R-TH |
測定範囲 |
接続するセンサにより測定範囲は異なります | |
分解能 |
0.1℃ | 0.1℃/0.1%rh |
表示精度 |
at 0~40℃ |
at 0~40℃ |
表示サンプリング |
約1秒 | |
表示機能 |
温度/湿度警報(ALM)、記憶方式(→/∞)、記憶中の表示(REC)、記憶量(バー)、受信強度(アンテナマーク)、microSDメモリ(SD)、ローバッテリーマーク、各エラーメッセージ、各設定時における設定値表示 |
|
計測チャンネル数 |
温度2チャンネル | 温度、湿度各1チャンネル |
記憶容量 |
各チャンネル 16000データ | |
記憶間隔 |
1秒・2秒・5秒・10秒・15秒・30秒・1分・2分・5分・10分・15分・30分・60分の13通り | |
外部メモリ |
microSD / SDHC 32GB まで | |
無線規格 |
ARIB STD-T108準拠 920MHz帯/出力約20mW | |
通信距離 |
屋外見通し約400m/屋内見通し約100m ※通信距離は使用環境により異なります | |
使用環境 |
-10~60℃ 85%rh以下 ※結露無きこと | |
防塵・防水性 |
JIS C 0920 IP65準拠 |
--- |
電源 | 単3形アルカリ電池 2本 またはACアダプタ | |
電池寿命 |
約10ヶ月 ※LCD OFF設定、記憶間隔10分、無線通信環境良好のとき | |
寸法 | 約(W)114×(H)80×(D)35mm ※アンテナ、突起部含まず | |
質量 | 約245g ※電池含む | 約240g ※電池含む |
付属品 | 単3形アルカリ電池 2本、取扱説明書 | |
オプション |
・温度一体センサ SK-L700R-T-1 |
・温湿度一体センサ SK-L700R-TH-1 |
・温度一体センサ:SK-L700R-T-1
・温度分離センサ:SK-L700R-T-2
SK-L700R-T-2はJIS C 0920「IP65」に準拠した防塵・防水構造です。(子機へ接続時)
ケーブルは標準1.6mですが、10mまで延長可能です。(お問い合わせください)
・温度一体センサ:SK-L700R-T-1
粉塵などからセンサを保護するセンサフィルタを標準付属。
・温湿度分離センサ:SK-L700R-TH-2
粉塵などからセンサを保護するセンサフィルタを標準付属。
ケーブルは標準1.6mですが、10mまで延長可能です。(お問い合わせください)
センサ種類 |
温度用 | 温湿度用 | |||
---|---|---|---|---|---|
製品名 | 無線温度ロガー用 |
無線温度ロガー用 |
無線温湿度ロガー用 |
無線温湿度ロガー用 |
|
型式 | SK-L700R-T-1 | SK-L700R-T-2 | SK-L700R-TH-1 | SK-L700R-TH-2 | |
温度センサ |
サーミスタ | ||||
湿度センサ |
--- | 静電容量式湿度センサ | |||
温度測定範囲 |
-10~60℃ | -40~80℃ | -10~60℃ | -20~80℃ | |
湿度測定範囲 |
--- | 5~95%rh | |||
温度精度 |
±0.5℃ | ||||
湿度精度 |
--- | ||||
寸法 | センサ部 |
約Φ11×(H)60mm | 約Φ3.3×(L)12mm | 約Φ11×(H)60mm | 約Φ11×(H)34mm |
コネクタ部> |
約Φ9×(L)30mm | 約Φ12×(L)40mm | 約Φ9×(L)30mm | 約Φ12×(L)40mm | |
コード |
--- | 約1.6m | --- | 約1.6m | |
質量 | 約9g | 約23g | 約9g | 約35g | |
材質 | センサ部 |
PC | SUS304 | PC | SUS304 |
コネクタ部 |
PVC | ||||
コード |
--- | PVC | --- | PVC | |
防塵・防水性 |
--- | JIS C 0920 IP65準拠 ※子機接続時 |
--- | --- | |
付属品 |
試験成績書、取扱説明書 | センサフィルタ 1枚、試験成績書、取扱説明書 | |||
オプション |
--- | センサフィルタ(4枚入) |
ネットワークを構築する中継器、子機をマウス操作で簡単に設定できます。中継器や子機の増設、ルートの変更も容易です。
無線通信で子機の測定データをリアルタイムで監視します。
・接続機器の状態監視
接続機器の測定データ、電波状況、電池残量などの情報を確認できます。
・警報機能(接点出力)
子機に設定した上限値、または下限値を超えた場合、親機の警報出力端子から警報出力が可能です。警報ライトやブザーを使用して、警報の監視ができます。
・警報機能(メール送信)
設定した条件(上限値、または下限値を超えた場合/電池残量警告 など)が起こった場合、事前に登録したメールアドレスに警報メールを送信します。
無線通信で子機から収集した記憶データのグラフ表示・保存・印刷・各種解析をおこないます。
・無線通信で記憶データを収集
離れた場所から子機の記憶データを収集できます。設定した時間に自動で記憶データを収集することも可能です。
・microSDメモリカードで記憶データを収集
子機からmicroSDメモリカードへコピーした記憶データを読み込むことができます。
・解析機能
拡大・縮小、選択期間の解析・保存、積算解析機能など、用途に応じた様々な解析が可能です。
製品名 | SK-L700R用解析ソフトウェア | |
---|---|---|
型式 | SKSATO無線ロガー for Windows | |
動作OS | Windows10(64bit/32bit日本語版) |
|
メモリ | 4GB以上(32bit)、8GB以上(64bit) | |
ハードディスク | 4GB以上の空き容量 | |
その他 | USBポート、CD-ROMドライブを有すること |
※解析ソフトウェアはメーカーソフトウェアダウンロードページより最新版をダウンロードできます。