色の比較をする場合には、 「マンセル値」より「L*a*b*値」がおススメ
・カラーアナライザー TES-3250は、色差を測定し、様々な単位系モードで表示できるカラーメーター
・カラーアナライザーTES-135A の後継機種
・より見やすい画面、WINDOWS10 / 11対応
・Lab値は、色を数値で表すための表色系
L値:明るさを表し、数値が大きいほど明るく、小さいほど暗くなります。L値の範囲は0(黒)~100(白)です。
a値:赤系と緑系の色の変化を表し、プラスの方向に大きくなると赤色、マイナスの方向に大きくなると緑色が強くなります。
b値:青系と黄系の色の変化を表し、プラスの方向に大きくなると黄色、マイナスの方向に大きくなると青色が強くなります。
L*, a*, b*色空間を用いたカラーセンサ
・最新のICチップに変更になりました。
・測定対象物には発光しない物
・繊維、紙、革、塗装物などの非発光色の測定が可能
・製品の品質評価、その他の産業分野で応用が可能な、コストパフォーマンスの良いカラーアナライザーです。
多くの企業様に納入実績がございます。
扱いやすさナンバーワンのカラーアナライザー色差計で人気です。
販売元:株式会社佐藤商事/弊社仕様になっております。ユーザー校正が可能
■99セットのデータ記録と読み出し可能。USBケーブル,ソフトウェアが付属
■記録データの最大、最小、平均、標準偏差の表示が可能
この格安の「カラーアナライザーTES3250」で高額機種なみに、ここまでできるなんてスゴイ!
色差表示 | ⊿( L*, a*, b* ) 、⊿( E*ab, C*ab, H*ab ) 、⊿( Y, x, y ) 、 ⊿( X, Y, Z ) 、⊿( Rs, Gs, Bs ) 、⊿( WI, YI, Tw ) |
表色系 | ( L*a*b* ) 、 ( L*, C*ab, hab* ) 、 ( Y, x, y ) 、 ( X, Y, Z ) 、 ( Rs, Gs, Bs ) 、 ( WI, YI, Tw ) |
- ⊿(L*, a*, b*)
- ⊿(E*ab, C*ab, H*ab)
- ⊿(Y, x, y)
- ⊿(X, Y, Z)
- ⊿(Rs, Gs, Bs)
- ⊿(WI, YI, Tw)
- (L*, a*, b*)
- (L*, C*ab, hab)
- (Y, x, y)
- (X, Y, Z)
- (Rs, Gs, Bs)
- (WI, YI, Tw)
品質の安定や検査精度の向上に人気の機種です。
プラスチック・印刷業界などの品質管理に幅広い分野で適用
ゴム、塗料、模様、衣類、食物分野などで色の品質管理にも最適です。
●均一な色空間
Lab値は、色の知覚に基づいて設計された均一な色空間であり、人間の目が感じる色差を反映しています。
つまり、Lab*値で表される色差は、数値的な違いが人間の目で見た色の違いとより一致します。
一方で、マンセル値は、色を3つの属性(色相、明度、彩度)で表す体系ですが、色差が人間の知覚と必ずしも直線的に対応していません。
●精密な色差測定
Lab値は、色差(ΔE)を計算するために広く使われており、色の違いを数値化しやすく、色の管理や品質管理の際に非常に便利です。
例えば、印刷や製造業では、厳密に色を管理する必要があり、Lab値がよく利用されています。
マンセル値では、色差を定量的に計算することが難しく、色の違いを厳密に数値で表すことができません。
●広い適用範囲
Lab値は、RGBやCMYKなど、さまざまな色空間に変換が可能であり、ディスプレイ、印刷、塗装など幅広い業界で利用されています。
マンセル値は、主に塗装や建築分野での色指定に使われることが多く、Lab値ほど広範囲に使われることは少ないです。
●数値の直感性
Lab*値では、L*(明るさ)、a*(赤から緑)、b*(青から黄)の3つの値が直接的に色の特性を表し、数値の増減によって色の変化が理解しやすいです。
マンセル値では、色相、明度、彩度の3つの軸で色を表現しますが、数値の意味を直感的に理解するのはLab*値より難しいことがあります。
- 対象物の色を数値として測定するには、絶対測定を行います。
- 測定の前に白色校正を行ってください。
- 最大99個まで登録
- 色差測定は、目標となる色との差分を数値で表示します。
- 色の違いを比較するのに適したモードです。
- 1~9番まで、9つのターゲット色(目標となる色)を設定可能
X, Y, Z | CIE XYZ 表色系 |
Y, x, y | CIE xyY 表色系 |
Rs, Gs, Bs | 標準RGB( sRGB )表色系 |
L*, a*, b* | CIE L*a*b* 表色系 |
L*, C*ab, hab* | CIE LCH 表色系 |
WI, YI, Tw | 白色度(CIE D50/2°)黄色度(ASTM D1925)Tint値(CIE D50/2°) |
⊿X, ⊿Y, ⊿Z | CIE XYZ 色差表示 |
⊿Y, ⊿x, ⊿y | CIE xyY 色差表示 |
⊿Rs, ⊿Gs, ⊿Bs | 標準RGB( sRGB )色差表示 |
⊿L*, ⊿a*, ⊿b* | CIE L*a*b* 色差表示 |
⊿E*ab, ⊿C*ab, ⊿H*ab | CIE LCH 色差表示 |
⊿WI, ⊿YI, ⊿Tw | 白色度(CIE D)黄色度(ASTM D1925)Tint値(CIE)色差表示 |
表示部 | 3段の4桁LCD表示 | |
照明・受光条件 | 45° / 0° (45°照明 / 0°受光) | |
計測範囲 | 測定径約14mm | |
表示モード | 色差 | ⊿( L*a*b* ) 、⊿( E*ab, C*ab, H*ab ) 、⊿( Y, x, y ) 、 ⊿( X Y Z ) 、⊿( Rs, Gs, Bs ) 、⊿( WI, YI, Tw ) |
表色系 | ( L*, a*, b* ) 、 ( L*, C*ab, hab ) 、 ( Y, x, y ) 、 ( X, Y, Z ) 、 ( Rs, Gs, Bs ) 、 ( WI, YI, Tw ) |
|
ターゲットカラーメモリ | 9チャンネル 直接計測またはキー操作で設定 | |
計測範囲 | L*: 5 ~ 100 | |
計測条件 | CIE 2° 標準視野 | |
光源 | 白色LED | |
繰返し精度 | 標準偏差 ⊿E*ab 0.5以内 | |
計測間隔の最少間隔 | 約 2 秒 | |
自動データメモリ | 99 件 | |
自動電源オフ機能 | 約 3 分間無操作状態が続くと、自動で電源OFF | |
対応OS | Windows 10 / 11 | |
電源 | 9 V電池×1 | |
電池寿命 | 約500時間(環境などにより異なります) | |
使用環境 | 0 ℃ ~ 40 ℃、湿度 85 %以下(結露なきこと) | |
保管環境 | 0 ℃ ~ 40℃ 、湿度70 %以下(結露なきこと) | |
寸法 | 高さ175 mm × 幅135 mm × 厚さ50 mm | |
重量 | 約230 g(電池含む) | |
付属品 | 取扱説明書、テスト電池、 CD-ROM、 USBケーブル、 白色校正シート |
・測定時は対象物にカラーアナライザーTES-3250を密着して計測(光が入ると正しく測定できません)
ポータブル色差計 TES- TES-3250(カラーアナライザー)のを初めてご使用になる場合や、長期間ご使用にならなかった場合は精度維持のため白色校正を行ってください。
校正作業は校正シート(付属品)を使って、測定温度と同じ環境で行ってください。