・小型高性能クランプテスター
・実効値タイプ
・反応速度も早く、安定した測定が可能
・オートパワーオフなど多機能型テスター
・ 真の実効値
・ オートレンジ
・高速バーグラフ
・オートパワーオフ・データホールド・周波数測定
※真の実効値:インバータ制御など高度な制御システム用の回路には、正弦値以外の波形や歪波が見られます。
その場合には平均値測定用のテスタではなく真の測定値が測定できるTRUE RMSテスタをご使用下さい
クランプ径:ø 25 mm
600V CAT II
CENTER 202は、真の実効値AC電流測定が必要なユーザー向け
• 真の実効値
• オートレンジ
• オートパワーオフ
• 高速バーグラフ
• データホリュー機能
TRMS実効値とは:電気信号(特に交流)の真の実効値を測定する方法です。
TRMS測定は、波形が正弦波でない(歪んだ波形や非線形負荷の波形を含む)場合に、正確な値を得るために使用されます。
TRMS(真の実効値)測定は、波形が正弦波以外の形状を持つ場合でも、正確な電流や電圧を測定するための技術です。
クランプメーターやマルチメーターにこの機能が搭載されている場合、より正確な電力のモニタリングや機器の診断が可能になります。
●実効値とは?
実効値は、交流電流や電圧がどれだけのエネルギーを伝えるかを示す値です。
簡単に言うと、直流電流と同じ量のエネルギーを発生させる交流電流を表します。
例えば、100VのAC電圧の実効値が100Vであれば、それは100VのDC電圧と同じエネルギーを持つことを意味します。
●正弦波と非正弦波
多くの測定機器では、正弦波交流(きれいなサイン波)の実効値を基にしたRMS計算を使用しますが、実際には負荷や環境の影響で波形が歪むことが多いです。
このような歪んだ波形に対して、従来のRMS測定では正確な値が得られません。
●TRMSの利点
TRMS測定は、波形が正弦波以外(歪んだ波形、ノイズの多い波形、パルス波など)の場合でも、正確な実効値を計算できるため、エラーの少ない正確な測定が可能です。
これは特に、電気機器や電子機器において、インバータやスイッチング電源などが影響を及ぼす複雑な波形を扱う場合に有効です。
●TRMSを使う場面
・モーターやインバータの測定:
これらは非正弦波を発生させることが多く、TRMSで正確に電圧や電流を測定する必要があります。
・電力供給システムのモニタリング:
ノイズや歪みが含まれる波形を扱う場面では、TRMSによって正確な測定が求められます。
・ヒーターやランプの測定:
これらも負荷が非線形の場合があり、正しい実効値を得るためにTRMS測定が必要です。
機能 | 測定範囲 | 分解能 | 確度 |
---|---|---|---|
交流電流 | 40A~400A | 0.01A~0.1A | ±1.9%rdg+5dgts |
交流電圧 | 400V~600V | 0.1V~1V | ±1.5%rdg+5dgts |
直流電圧 | 400V~600V | 0.1V~1V | ±1%rdg+2dgts |
抵抗 | 400Ω | 0.1Ω | ±1%rdg+2dgts |
周波数(A) | 20Hz~10KHz | 1Hz~10Hz | ±0.1%rdg+1dgt |
周波数(v) | 10Hz~400KHz | 1Hz~100Hz | ±0.1%rdg+1dgt |
導通テスト | ブザー音(40Ω) |
クランプ径 | ø 25 mm |
表示 | 3-3/4 digital(4000 count) display |
サンプルレート | 2 回/秒(デジタル表示) 20 回/秒(アナロフバー表示) |
電源 | 1.5V単四電池 x 2 |
寸法 | 193 x 50 x 28 mm |
重量 | 240g |
付属 | テストリード、取扱説明書、保証書、テスト用電池 |