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クランプメータ CENTER22 サトテック

・実効値タイプのクランプメータ
・ ポケット型で携帯に便利

交流電流:40A/400A(オートレンジ)

●ポケットサイズクランプメーター

●AC電流測定能力最大400A

●ACモードで真の実効値測定

●突入電流測定

●NCV(非接触電圧検出)機能

●ローパスフィルター機能

●データホールド機能

●オートパワーオフ(15分)機能

●バックライト機能

●クランプ径:ø 23 mm

600V CAT III


特長

TRMS実効値とは:電気信号(特に交流)の真の実効値を測定する方法です。
TRMS測定は、波形が正弦波でない(歪んだ波形や非線形負荷の波形を含む)場合に、正確な値を得るために使用されます。

TRMS(真の実効値)測定は、波形が正弦波以外の形状を持つ場合でも、正確な電流や電圧を測定するための技術です。
クランプメーターやマルチメーターにこの機能が搭載されている場合、より正確な電力のモニタリングや機器の診断が可能になります。

実効値とは?

実効値は、交流電流や電圧がどれだけのエネルギーを伝えるかを示す値です。

簡単に言うと、直流電流と同じ量のエネルギーを発生させる交流電流を表します。

例えば、100VのAC電圧の実効値が100Vであれば、それは100VのDC電圧と同じエネルギーを持つことを意味します。

正弦波と非正弦波

多くの測定機器では、正弦波交流(きれいなサイン波)の実効値を基にしたRMS計算を使用しますが、実際には負荷や環境の影響で波形が歪むことが多いです。

このような歪んだ波形に対して、従来のRMS測定では正確な値が得られません。

TRMSの利点

TRMS測定は、波形が正弦波以外(歪んだ波形、ノイズの多い波形、パルス波など)の場合でも、正確な実効値を計算できるため、エラーの少ない正確な測定が可能です。

これは特に、電気機器や電子機器において、インバータやスイッチング電源などが影響を及ぼす複雑な波形を扱う場合に有効です。

TRMSを使う場面

・モーターやインバータの測定:

これらは非正弦波を発生させることが多く、TRMSで正確に電圧や電流を測定する必要があります。

・電力供給システムのモニタリング:

ノイズや歪みが含まれる波形を扱う場面では、TRMSによって正確な測定が求められます。

・ヒーターやランプの測定:

これらも負荷が非線形の場合があり、正しい実効値を得るためにTRMS測定が必要です。

クランプメーターにおけるNCV機能とは

Non-Contact Voltage(非接触電圧)電気配線や電気機器の近くにクランプメーターをかざすだけで、直接接触することなく電圧の有無を検知できるもの

 NCV機能のメリット

●安全性向上

絶縁されていない電線に触れることなく、電圧の有無を確認できるため、電気作業におけるリスクを減らします。

●手軽さ

配線の被覆を外さずに電圧を検知できるため、迅速に確認できます。

●事前チェック

配線や機器が通電しているかを、作業前に確認するのに便利です。 この機能は特に電気工事士や電気設備の点検を行う作業者にとって有用です。


クランプメーターにおけるローパスフィルター機能とは

高周波成分を除去して低周波数の信号だけを測定する機能です。これは特に、インバータやスイッチング電源など、ノイズや高周波成分が多く含まれる環境での正確な測定を目的としています。

高周波成分の除去

インバータ駆動のモーターやスイッチング電源などの負荷では、高周波成分が発生します。

このような高周波ノイズが測定値に影響を与えると、正確な電圧や電流の測定ができません。

ローパスフィルターを使用することで、高周波成分を取り除き、低周波数成分だけを測定します。

低周波成分の測定

ローパスフィルターは、通常の交流電源の50Hzまたは60Hzの低周波成分を重点的に捉えます。

そのため、不要なノイズの影響を減らし、機器や電力システムの正確な状態を把握することができます。

インバータやモーターの測定に有効

インバータ制御の機器やモーターでは、制御の仕組みによって高周波のスイッチングノイズが発生します。

ローパスフィルターを使えば、こうしたノイズを排除して、モーターやインバータの実際の動作状況(電流や電圧の正しい値)を確認することが可能です。

正確な測定が可能

高周波ノイズが測定に混入することで、誤った測定結果が表示されることがありますが、ローパスフィルター機能を使用することで正確な測定ができるようになります。

使用される場面

・インバータ制御のモーターやコンプレッサーの測定

ローパスフィルターにより、インバータによるノイズを除去し、正確な電流・電圧を確認できます。

・高周波ノイズが含まれる電源回路の測定

スイッチング電源や高周波機器を含む電源回路で、ノイズの影響を避けた測定が可能です。

仕様

一般仕様

型式番号 CENTER22
表示画面 40mm×21mm LCDディスプレイ
4 桁 LCD 表示、
最大読み取り値 4200
測定可能項目 ACA / 突入電流 / NCV / LPF
レンジ選択 オートレンジおよび手動レンジ選択
記号・測定範囲 入力信号とレンジスイッチに応じて自動調整
データホールド HOLDボタンで表示画面の読み取り値を保持
極性 自動切替「△」は負の極性を示す
オーバーレンジ OL表示
サンプリング時間 2回/秒
電池残量 表示で電池交換
自動電源オフ 無操作状態が約15分続くと、自動的に電源をオフ電源オン時にHOLDボタンを押し続けると無効
電源 単4形乾電池×2本
電池寿命 約200時間
使用環境 0 ℃~ 40 ℃、80 %RH以下(結露なきこと)
保存環境 -10 ℃~ 60 ℃、70 %RH以下
重量 約140 g
寸法 本体:幅59 mm×高さ149 mm×厚さ27.5 mm
クランプ開口幅:23 mm
付属品 本体、テスト電池、キャリングケース

電気仕様

測定項目 測定範囲 分解能 確度
ACA (Autorange) 40.00 A, 400.0 A 10 mA, 100 mA 50Hz~60Hz ±2.0%rdg + 5 dgts
45Hz~400Hz ±3.8%rdg + 8 dgts
NCV 80V~600VAC Indicator: 4 tone beeper alarm & 4 segment LCD display

 

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