わかりやすく言えば、カルシウムとマグネシウムがたくさん入っている水が硬水、少ない水が軟水ということです。
上水道、給水、工業用水、ボイラー水などの水による循環障害、腐食原因になる全硬度の濃度管理のための水質検査に
水が硬水であるか軟水であるかは、ミネラルウォーターを使い分ける上で、目安となる
硬度 |
0~ 60mg/lは軟水 | 60~ 120mg/lは中程度の軟水 | 120~180mg/lは硬水 | 180mg/l以上は非常な硬水 |
測定方法 | 5 / 10 / 20 / 30 / 40 / 60 / 80 / 120 / 180 / 300 (mg/l) | |||
比色盤 | 10段階測定、軟水、硬水識別つき | |||
測定対象 | 全硬度(カルシウム硬度とマグネシウム硬度の和) | |||
外形寸法 | 82(W)x111(H)x36(D) | |||
標準構成 | 硬度比色測定器、角型比色セル(フタ付):2本、携帯ケース 測定試薬18回分(18ml) |
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測定時間 | 1分以内 |
1992年厚生省はおいしい水など質の高い水道水を供給するための目標として「快適水質項目」を設定し、硬度10~100mg/L程度の水が「おいしい水」であるとした。
1)検水を測定セルに10mlとります
2)つぎに全硬度測定試薬を1ml加え、蓋をして5秒間軽く攪拌します
3)比色測定器に呈色した測定セルを差込、両サイドの色調と比較して全硬度を求めます