ORP電極に関する商品のお問い合せ対応は一切行っておりません。*ORP電極には保証はつきません(保証期間なし)
ご購入前に 酸化還元電位計(ORP計)質問と答え を必ずお読みください。製品の返品はお受けしておりません。
セメダインやチューブノリのふたをあけっぱなしにしたような状態になります。
酸化還元電位計の電極の中の塩化カリウムが結晶化して穴をふさいでしまうからです。
ほとんど理由は、酸化還元電位計の電極に水アカと酸化皮膜などの付着が考えられる。
酸化還元電位計の電極で水をかきまぜながら計測するのが基本。 水を平均化するためです。
酸化還元電位の基準は200!プラス200以上が酸化水、200以下が還元水
(200の境界線は純水の標準酸化還元電位がプラス200であることからの基準)ゼロでないことに注意!
水アカが酸化還元電位計のセンサに付着した場合:
酸化還元電位計の先端部を柔らかい歯ブラシのようなもので軽くこすって水道水で洗い流す。
それでも、酸化還元電位の数値がおかしい場合は、中性洗剤を希釈したものを歯ブラシなどにつけて洗う。
酸化皮膜が酸化還元電位計のセンサに付着した場合:
検知極研磨剤が必要。特殊な薬品でなければ、酸化還元電位計の電極の酸化皮膜の除去ができない。
酸化皮膜付着の理由-
購入したばかりでも酸化皮膜は、避けられない問題です。 輸送中の揺れのために酸素が発生し、酸化皮膜ができる場合も避けれない。酸化還元電位計できれいな水を測定する場合は、酸素量が多いので酸化皮膜ができてしまう。
研磨剤で酸化還元電位計の電極をしっかり洗う。洗いが甘いと取れない。しかし、強くこすりすぎるとキズができる。
やり方として、軽く数値が出るまで軽く5回ほど回しそのたびごとに数値を試しながら洗浄すること。
泡がつくので、水道水を流しながら歯ブラシの柔らかいもので軽くこすりながら洗い流す。
酸化還元電位計は、電位を計測するものなので、電荷を帯びやすい可能性がある。
たとえば、水道水(たとえば400mvぐらい)で酸化還元電位計の電極を入れっぱなしにしておくとマイナスの数値が出にくくなる可能性がある。
また、逆に還元水(たとえばマイナス200mvとか)に酸化還元電位計の電極を入れっぱなしにしておくと今度は水道水などプラスの数値が出にくくなる可能性がある。
解決策として2つ
1)研磨剤で先端部をよく洗うこと(上記の説明のように何回か、数値が出るまで試しながら洗浄してみる)
2)電極の中に入っている液は塩化カリウムです。電極保存液は、塩化カリウムを希釈した液体です。
酸化還元電位計の電極の先端部を見ると白金の部分と液らく部(小さな穴)があります。
この穴から微量の塩化カリウムが出て数値を白金で検出する仕組みになっております。
現実には、小さな穴から微量ながらの塩化カリウムの出入りがあります。
電極保存液に電極先端をつけることでエージングがされます。電極がおちつくます。(変な表現ですが・・)
それで、適切な値が出にくい時には電源をONにした状態で電極保存液に30分ほどつけておくことをお勧めします。
●お客様のところに行った時に数値が出ないと困る
あらかじめ、電極の数値を確認しておくことをお勧めします。
(めんどうなのですが、酸化還元電位計の基本です。研究者は、数値確認のために、必ず酸化還元電位計センサーチェックで確認してから酸化還元電位計ORPを使用します)数値がでにくい場合は、研磨剤での洗浄、電極保存液でのエージングをお勧めします。
確認後、エージングした状態でお客様のところに行けば、失敗は少ないです。
●酸化還元電位計が壊れることは、めったにありません。
車におきっぱなしにした場合は、壊れます。過激な温度差で破損します。
日光にあたりぱなしの状態だと紫外線の影響で破損されます。
電極の先端部を乾燥させた場合は、最悪です。(保存液につけて復活することもあります。)
酸化還元電位計センサーチェックで確認することをお勧めします。