この製品は販売終了いたしました。
真空を作る上で、一番の懸念事項であるリーク(漏れ)をチェックする際にリークディテクターカメラMJ-LKSが採用されています。リーク(漏れ)を可視化することができます。
データ化することができるので点検報告書の作成に活用することができます。
リークディテクターカメラMJ-LKSは、バキュームリーク探知器として多く採用されています。
真空状態における、どのような漏れも小さな圧力の変化によりカメラモニターに検出されます。
バキューム(真空)テストは、リーク検査を実施する一般的な方法です。多くの真空部品やシステムは正常に稼動させる為に、気密された状態である必要があります。
真空装置のリーク(漏れ)を確認するためのテスト
真空積層・袋詰め
気泡を除去する為に、そして、材質の強度を高めるため、ベニア板やプラスチック製の船体などの積層加工された製品の製造過程では、バキューム工程が不可欠です。作業確認のためにリークディテクターカメラMJ-LKSを
金型排気
成形製品によりはっきりした輪郭を与えるために、型の空洞部分にバキュームを使用します。その真空状態の確認に
真空乾燥
真空乾燥時の漏れの確認に
真空包装
真空包装時の漏れの確認に
バキューム成形
バキューム成形の漏れの確認に
検知すると黄色いポインタ、もしくは赤いポインタで表示します。
その中心部に超音波発生源が存在します。
*作業者の負担を軽減!ヘッドフォンで耳障りな雑音を聞き続ける必要はありません。
指向性の優れたセンサでかなり絞り込めます。
一般的なセンサーでは、漏れ箇所の特定が難しい。検知範囲が広がりすぎ
今までのエアリークテスタは合否判定はできるけれど、漏れ場所の特定ができませんでした。
早くリークシューターカメラを動かして見逃しても、モニタ部の下方部にあるインジケーターは、特定しそこなった場合は、赤(黄色)黒の縦ラインが3秒残るので、やりなおしが可能
感度を上げても、音量を下げたままにすることができます。
通常のリークディテクターは、感度調整と音量が一体化しています。
音量調整を下げると、感度もいっしょに下がってしまう。
音量調整を上げると、感度を上げるが、耳ざわりな雑音に悩まされます。
超音波を人が聞くことができる音域に変換する技術
付属のヘッドホンで聞くことができます。
日常にある風や、声や車などの音に影響されないで、
超音波の発生源のある不具合箇所の発見を簡単にします。
RMS(実効値)の計測をリアルタイムで最大実効値を表示します。
超音波の発生源(漏れの正確な位置)をカメラ上にビジュアル化
1000個の画像をUSBケーブルを通じてパソコンに送ることが可能
5時間の充電で約6時間の駆動が可能です。
電池切れになりますと、電源が消されます。
【ステップ1】
まず、カメラで感度を最大にして探知したい場所を探す。最初は、ヘッドフォンは使用しないでも大丈夫です。
リークディテクターカメラ使用方法のコツ:
どこの場所でもモニタに枠や矩形マークが検出される場合は、漏れによる超音波が散乱している可能性があります。
その場合は、地面にセンサ部を向けて、マークが検出されないところまで、感度を下げてください。
<漏れのない場合>
●枠ナシ
●ヘッドホンからは、受信音なし
●RMSの最大値(ピークホールド)がカラーバーの緑色部分に太い黒線で表示
<軽度の漏れ付近の場合>
●黄色の四角い矩形で接近を表示
●ヘッドホンから、かすかな受信音がする
●RMSの最大値(ピークホールド)がカラーバーの黄色部分に太い黒線で表示
●リアルタイム測定値の表示がカラーバーの細い黒線で表示
<軽度の漏れ箇所を特定の場合>
●黄色のターゲット枠に「X」対角線が出現
「X」対角線でリーク箇所を特定している
●ヘッドホンから、受信音がする
●RMSの最大値(ピークホールド)がカラーバーの黄色部分に太い黒線で表示
<重度の漏れ付近の場合>
●赤色の四角い矩形で接近を表示
●ヘッドホンから、大きな受信音がする
●RMSの最大値(ピークホールド)がカラーバーの赤色部分に太い黒線で表示
●リアルタイム測定値の表示がカラーバーの細い黒線で表示
<重度の漏れ箇所を特定の場合>
●赤色のターゲット枠に「X」対角線が出現
「X」対角線でリーク箇所を特定している
●ヘッドホンから、非常に大きな受信音がする
●RMSの最大値(ピークホールド)がカラーバーの赤色部分に太い黒線で表示
【ステップ2】
カメラのモニターに枠や矩形マークが検出されましたら、写真で撮影することをおすすめします。赤色のターゲット枠に「X」対角線が出現
「X」対角線でリーク箇所を特定している
【ステップ3】
ヘッドフォンを使用して音の発生源を探知することができます。
【さらに特定したい場合のステップ4】
リーク特定用プローブLKS-400MM(別売り)を使用して、より近い場所で探してみると、より特定しやすくなります。
届きにくい距離のある場所でもリーク特定用プローブLLKS-400MMがあると便利です。
空気圧の配管系からのエアリーク(空気漏れ)は、毎年各工場単位で数億円以上の無駄を発生させています。
ある工場では、数十万か所の接続箇所があり、多くの漏れを見逃して多額の損失をしていることに気がつかない場合があります。
リークディテクターカメラを使用することによって、リーク漏れ箇所を探知し、データを保存し、再発防止に取り組むことにより、年間で億単位の無駄の排除ができます。
エア洩れ箇所からは幅広く雑多な周波数の音波が発生しますが、その中に40kHz付近(不可聴帯域)の超音波が含まれております。
気体や液体が配管等から大気中に噴出されると、静止している大気との境界で渦が発生し、そこに超音波が発生します。
このとき発生する超音波は、気体や液体の種類に関わらず、40kHz付近に強く現れます。
リークディテクターカメラは、このような超音波を検知し、表示パネルにカメラの焦点合わせマークが、表示されヘッドホンからの擬似音により通知します。
配管からのエア漏れや各種設備のガス漏れ発見に有効で、省エネ対策、環境保全対策、安全対策ツールとして、幅広い分野でご活用いただけます
何故、超音波は検知できるのですか?
エア-など配管の漏れの場所特定
型式番号 | MJ-LKS V3.0 | |
カメラ | 640×480ピクセル カラーカメラ | |
ディスプレイ |
3.5インチ カラーディスプレイ バックライト付き |
|
表示 | 画像番号、日付と時刻、照準マーク(ターゲット枠)、 |
|
画像記録 |
最大1000枚(PCへの取り込み可能) | |
通信 | USBインターフェイス | |
感度 | 20 m離れた場所にある∅0.1の穴からの漏れを検知(内圧3 bar.G) | |
超音波センサー |
超音波帯域幅 | ±2 kHz(-6 dBにおける) |
中央周波数 | 40 kHz ± 1 kHz | |
周波数の調整範囲 | 34 kHz ~ 46 kHz |
|
感度(GAIN)調整 | 50 dB ~ 110 dBから選択 |
|
温度センサー |
非接触式赤外線放射温度センサー(0 ℃ ~ 250 ℃、放射率ε=1) | |
供給電源 |
リチウムイオン充電池(モバイルバッテリーも使用可) | |
充電時間 |
満充電まで約5時間 | |
駆動時間 |
約6時間(満充電時)※使用環境により異なる | |
ヘッドフォン |
ノイズ対策済(0 ~ 10段階のボリューム設定あり) | |
キャリングケース |
防塵防水(IP67準拠)耐衝撃ABSケース | |
サイズ | 本体:約230×100×70 mm(コーン部を除く) | |
重量 | 本体:約570 g |
|
使用環境条件 |
温度:-10 ℃ ~ 50 ℃ |
|
付属品 | 取扱説明書(1)、ヘッドフォン(1)、ヘッドフォン用ケーブル(2)※ 1本は予備です、USBケーブル(1)、ACアダプター(1)、キャリングケース(1)、取扱説明書(1) |
|
別売品 | フレキシブルプローブ(LKS-400MM)、超音波発信器(SONIC-PLUS) |
*ガスのリークも検知可能ですが、防爆ではありません。
■標準付属
・ABS樹脂ケース(ケースの材質とサイズが変更になりました)
・超音波検知カメラ本体 MJ-LKS (V3)
・ヘッドホンLKS-EAR
・ヘッドホン用プラグケーブル(x2:予備1本)
・パソコン用USBケーブル
・ACアダプター
・取扱説明書