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産業用超音波カメラSONAPHONE SNP-ADV(波形表示/スペクトログラム表示つき) 

産業用超音波カメラSONAPHONE

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FFT分析ができる超音波カメラ

・超音波の「スペクトログラム表示」「波形表示」「デジタル数値」「ヘッドホン音」で漏れ箇所を特定し定量化が可能

■軽量約370 g。工場現場に適した堅牢なボディ
■さらに「聴く」ことにより音の強弱で異常判断も可能
圧縮空気漏れ箇所の特定機械的・電気的な異常診断
■内蔵カメラとマイクを使用すると、検出された超音波ごとに写真を撮り、ボイスメモを録音することが可能

DIN EN ISO 50001準拠

漏れを大幅に削減し、圧縮空気やガスの漏れに関連する費用を削減。騒音下の稼働状態でも診断可能

■ 日本語表示タッチパネルで簡単操作。5インチモニタ

■ 検知周波数: 20 kHz~100 kHz (周波数調整可能)

■記録
・ 超音波数値とスペクトログラムデータを記録保存
・ 簡易レポート(PDFファイル)作成
・音声メモ、写真画像の付加

■ ユーザーフレンドリーな無料アプリ

■ ドイツSONOTEC社製(弊社は、日本正規代理店)

・付属の気中超音波センサー(BS10・BS10-1・超音波検知ホーンBS10-2)で圧縮空気漏れやパイプ内のガス漏れから発生する超音波を検知

・別売り放電探知用 超音波パラボラ集音器 BS30で25メートル離れた場所からリークや放電箇所を正確に検出

・別売り接触式超音波センサーBS20で回転機械などのベアリングの異常診断に利用することができます。


超音波カメラSONAPHONE SNP-ADVの特長

・FFT分析ができる超音波カメラ

・超音波の「スペクトログラム表示」「波形表示」「デジタル数値」「ヘッドホン音」で漏れ箇所を特定し定量化が可能

各部の名称と機能 わかりやすい日本語表示



実際の計測結果表示(参考例)


スペクトル解析:スペクトログラム表示と波形表示

20 kHzから100 kHzの周波数レンジを用いたスペクトログラムと波形表示により、圧縮空気漏れの兆候を視覚的に検出することが可能です。

スペクトログラムの特徴

圧縮空気漏れがある場合、スペクトログラムにおいて20 kHz以上の範囲に高い周波数成分が強く表示されます。

特に、漏れが激しい場合は、60 kHz〜80 kHz付近に鋭いピークが現れることが多く、色で表される強度が高くなるため視覚的に判別しやすくなります。

波形表示の特徴

圧縮空気漏れが発生すると波形には特有の変動が現れます。

漏れ音は断続的な高周波音として表れることが多く、波形は鋭く周期的なパルスを含んだ形になります。
安定した流れの中に短いパルスやランダムな高振幅が繰り返されるのが、圧縮空気漏れの特徴です。


観測の手順

まず、デバイスで20 kHz以上の周波数帯域を観測し、目視でピークや異常な強度の増加がないかを確認します。

特定の周波数帯(例えば40〜70 kHz付近)でのパターンやピークが確認できれば、その周波数に着目して音の強度や変動パターンを調べます。

スペクトログラム上のピークと、波形表示のパルスの一致を確認し、漏れ箇所の特定に役立てます。

超音波域でのスペクトログラムと波形解析を用いることで、圧縮空気漏れの微細な兆候を早期に発見することが可能です。

数値パネルで音圧レベルを表示

数値パネルをタップすると、表示する音圧レベル(dB)選択画面になります。

測定用途の選択

測定用途の選択ができます(日本語表示)

漏れ:超音波センサーBS10(付属)

部分放電:高感度パラボラ集音器BS30(別売)

スチームトラップ:接触式超音波センサーBS20(+温度)

ベアリング:接触式超音波センサーBS20(+温度)

ポンプ:接触式超音波センサーBS20(+温度)

バルブ:接触式超音波センサーBS20(+温度)

・その他

画像の回転でタテ画面、ヨコ画面の選択ができます


記録モード


  • 人間の耳で聞こえない超音波を可聴化

  • パイプ内のガス、液体、固体の動きや摩擦や漏れにより
    発生する超音波を検知し、配管からのエア漏れを発見
    超音波カメラ診断器SONAPHONE

  • ピンポイントでリーク漏れを検知

  • 超音波の発生源特定を可能にした画期的装置
    誰でも簡単に検知超音波カメラ診断器SONAPHONE

上記画面の▶をクリックすると音が出ます

漏れ箇所に近づくとより大きな音が出ます


  • カメラ機能搭載

  • 写真、テキスト、ボイスメモ(声を録音できます。)を追加することができます。
    超音波カメラ診断器SONAPHONE


■リークディテクター SNP-ADV(超音波設備診断器)は、目に見えない超音波を可視化・可聴化。

さらにスペクトログラムを表示と波形表示により工場・プラントの状態設備診断が短時間に可能になります

■5インチのタッチパネル式ディスプレイでタブレットのように直感的に操作可能。

■広帯域超音波解析:20 kHz~100 kHz

■スペクトログラム、時間信号、サウンドファイル、レベルを記録保存できます

■写真、テキストコメント、ボイスメモを追加可能

ヘテロダイン:指定したミキサー周波数付近(±2 kHz)の狭い帯域の周 波数を可聴音に変換します。フェーズボコーダで聴こえる音とは異なります。ミキサー周波数は20 ~ 100 kHzま で0.5 kHz刻みで設定します。

スペクトログラムとは?

縦軸は、音の高さ低さを表す周波数で、横軸は時間軸
色で音の強さを表しています。薄いところは音が小さく 濃いところは音が強いといったことがわかります

スペクトログラムとは、複合信号を窓関数に通して、周波数スペクトルを計算した結果を指す。
3次元のグラフで表される。

周波数分析を時間的に連続して行い、色によって強さを表すことで、強さ、周波数、時間の3次元表示を行う。
このグラフ(スペクトログラフ)では横軸が時間、縦軸が周波数
(上に行くほど音が高い)、色が黄色いほど音が強い(音が大きい)

スペクトラムとスペクトログラムの意味は?

スペクトラムの時間変化を表わしたのがスペクトログラム

用途

空気伝搬音としての超音波と 固体伝搬音としての超音波

圧縮空気漏れ検知・真空における漏れ箇所検知

圧縮空気漏れ、圧縮ガス(O2、NO他)漏れバルブ診断、スチームトラップ診断、

機械設備検査

ベアリング、摩擦状態、キャビテーション、ギア/ギアボックス、ポンプ/モーター、潤滑不足/過充填

部分放電・コロナなど電気設備検査

アーク、トラッキング、コロナ、スイッチギヤ、変圧器、絶縁体、リレー、ブスバー他

気密試験(別売の気密検査用超音波発信器SONICが必要

窓、ドア、車両、部品、コンテナの漏れを特定し、指定された品質要件を確実に守るため

超音波カメラ SONAPHONE SNP-ADV本体の仕様

機器設計 デジタル超音波試験機器
対応周波数 20 kHz~100 kHz
ディスプレイ 5インチ TFTタッチスクリーンディスプレイ
音声出力 スピーカーまたはヘッドフォン
Bluetooth🄬対応ヘッドフォン(別売品)
寸法 高さ 174 mm・幅 90 mm・奥行 25 mm
重さ 約370 g
保管温度 −20 °C ~ 60 °C
使用温度 −10 °C ~ 40 °C
電池 リチウムイオン充電池
充電時間 フル充電まで約2時間
駆動時間 通常測定 8~12時間
連続使用 約4時間
インターフェイス

センサーケーブル接続端子
USB2.0(micro-B)端子
3.5 mmヘッドフォン端子
microSDカードスロット

保護等級 IP40(非防水)
内蔵メモリー容量 システム用 8 GB
データ用 16 GB
準拠規格および指令 EMV RL 2014/30/EU、WEEE RL 2012/19/EU、
RoHS RL 2011/65/EU、ASTM E1002-2005
付属品

・日本語取扱説明書
・超音波センサーBS10
・センサー延長ケーブル(カールコード長さ50 cm~200 cm)
・精密検査ノズル(BS10-1)
・超音波検知ホーンL(BS10-3)
・USB 2.0ケーブル(Type A / micro-B)
・ヘッドフォン(3M™ PELTOR™)
・テスト電池(ヘッドフォン用・単3形アルカリ電池2本)
・プロテクションラバーケース(装着済み)
・液晶保護フィルム
・ロックキー
・ショルダーストラップ

別売品 ストラクチャーボーンサウンド・温度センサー BS20
PC用ソフトウェア
リーク診断アプリ『Leak Expert』

超音波センサー BS10(付属品)の仕様

超音波可視化装置SONAPHONE

機器 超音波検知センサー(照準レーザーポインター、LEDライトつき)
ボタン操作 ボリューム調整、測定開始・停止、
照準レーザーポインター、LEDライト ON/OFF
寸法 高さ 155 mm・幅 30 mm・奥行 30 mm
重さ 約80 g
保護等級 IP40(非防水)
周波数レンジ 20 kHz~100 kHz
分解能 1 dB
接続端子 本体との接続ケーブル用端子
ケーブル長 160cm
アクセサリ 精密検査ノズル(BS10-1)
アコースティックホーンS(BS10-2)
アコースティックホーンL(BS10-3)

標準付属ソフトウェアの仕様

ソフトウェア名 LEVEL METER
表示項目 音圧レベル、音圧レベル記録
スペクトログラム、画面回転対応
演算方式、計測時間、再生位置
測定値 表示方式 L 音圧レベル(瞬時値)
LF 時間重み付き音圧レベル
Lpk ピークレベル
Leq 等価平均音圧レベル
Lmin 最小音圧レベル(瞬時値)
Lmax 最大音圧レベル(瞬時値)
その他の機能 静止画撮影・ボイスメモ・テキスト追加
アプリ切替
PDFレポート作成
ZIP形式でデータファイル出力
(ZIPファイルはPC用ソフトウェア(別売品)で利用が可能です。)
言語 英語、ドイツ語

オプション

接触式超音波センサー・温度センサー BS20(ストラクチャーボーンサウンドセンサー)(別売品)

20 kHz〜100 kHzの超音波帯域を検知するセンサーには、以下のようなスチームトラップ、ベアリング、ポンプ、バルブの異常音や摩耗検知に最適

接触式超音波センサー BS20 (超音波カメラSNP-ADV用)

超音波設備診断装置SONAPHONE

早期異常検知

高周波帯域(20 kHz〜100 kHz)は、摩耗や異常の初期段階で発生する微細な振動や摩擦音を検知するのに最適

・ベアリングの初期摩耗
・ポンプやバルブ内の異常なキャビテーション空洞現象
・スチームトラップの故障時の微細な振動

正確な異常音の検出

低周波帯域の騒音に影響されにくく、対象機器の異常音のみをクリアに検知可能

20 kHz以上の超音波は一般環境の騒音と重ならないため、精度の高い異常検知が可能です。

他の機械音が多い場所でも、目的とする設備からの異常を見逃しにくい。

非破壊・非侵入的な診断

設備に接触するだけで、内部の摩耗や異常の兆候を探れるため、設備を分解することなく診断できます。

特に運転中の装置の診断が可能であるため、設備の稼働を止めずにメンテナンスが行えます。

予防保全に適した精度と即応性

超音波センサーは、摩耗や故障の兆候を早期にキャッチできるため、設備の予防保全計画に役立ちます。

異常検知によって、劣化の進行を事前に把握できるため、計画的な保守や部品交換のタイミングを最適化でき、突発的な設備停止や損傷を防ぎます。

多用途での利用可能

・センサーを用いてスチームトラップの漏れ音

・ベアリングの摩耗

・ポンプ内のキャビテーション

・バルブの異常閉鎖など

・複数の設備での異常検知が可能です。

工場や設備全体の保守コストや診断作業を効率化できます。


機器 接触式超音波センサー(ウェーブガイド着脱式)(非接触赤外線温度センサー、LEDライトつき)
操作 ボリューム調整、記録開始・停止、LEDライト ON/OFF
寸法 高さ 155 mm・幅 30 mm・奥行 30 mm
重さ 約140 g (付属品を除く)
保護等級 IP40(非防水)
周波数レンジ 20 kHz~100 kHz
超音波分解能 1 dB
温度測定レンジ −70 °C~380 °C
温度分解能 1 °C
接続端子 LEMOコネクター
ケーブル長 160cm
付属品 ウェーブガイドL(BS20-4)(長さ 150 mm・∅18 mm・重さ 15 g)
マグネットベース(BS20-3)、アタッチメント取付用レンチセット

超音波発信器(気密検査・密閉検査用)SONICシリーズ

気密検査用超音波発信器(密閉検査用)SONICシリーズ

ハンディタイプの超音波発信器。 全方位13箇所から超音波を発信することで密閉テスト時間の短縮が可能です。 別売の超音波受信器と併用することで、容器、部屋、自動車、コンテナなどの密閉度や空気漏れ箇所の特定などに利用できます。


超音波を可聴音に変換し、リアルタイム解析してスペクトログラムでのグラフで表示
スペクトログラムとは、周波数分析を時間的に連続して行い色によって強さを表すことで強さ、周波数、時間の3次元表示を行う。横軸が時間、縦軸が周波数(上に行くほど音が高い)、色が黄色いほど音が強い(音が大きい)
音の時間的な変化、音色、高さ、大きさを同時に読み取ることができる。

動画で紹介

超音波設備診断とは

プラント工場内に多数存在する装置や長距離の配管。これら全ての健全性の評価に、莫大なコストと工数がかかります。
そのコストと工数を大幅に削減できるとして注目されている検査が、超音波によるスクリーニング検査。

プラント工場内に多数ある配管や装置などを網羅的に検査したいと思っていても、対象が多いとコストと時間がかかり、
なかなかカバーしきれず管理できないという声をよくお聞きします。
そんな課題の救世主となるのが、近年注目されている超音波によるスクリーニング検査です。

全体をスクリーニング検査することでスピーディーにハイリスク箇所を検出し、再検査が必要と思われる箇所は目視による詳細な二次検査・メンテナンスを実施します。
これにより大幅な検査コストと工数の削減が図れ、短期間で漏れに繋がるような箇所をいち早く発見できます。

■超音波の発生

圧縮空気、圧縮0ガスや液体が大気中に放出された場合や、
ベアリングに傷があったり、グリス切れの状態から超音波が発生します。
絶縁劣化に伴うコロナ放電が生じると超音波が発生します。騒音環境でも検知可能

■超音波設備診断は、初期段階における故障を予知できます!

そして、短時間に設備診断ができます。
今日ではNASAをはじめ世界中の工業分野においてメンテナンス,トラブルシューティング,漏洩検知に
超音波テクノロジーは、使用されています。

■初期のスクリーニングに

素早い検査のために超音波診断を利用し、さらに、詳細な検査や診断を振動計やサーモグラフィーで行うと、後手後手の対応から開放され、PDCAサイクルで業務を継続的に改善することができます。

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