■HJ-TG90は、電磁式膜厚計+渦電流式膜厚計の両用型
当てるだけで鉄素地・非鉄素地を自動判別
■ISO2178、ISO2360、ISO2808準拠
■電磁式モードF又は渦電流式モードNへ自動で切り替え
■繰り返し精度が高い。安定した数値が自慢
■プローブ付:⌀17 mm× 67 mm、ケーブル長100 cm
短納期で校正書類の発行可能(有償)
膜厚測定:10-5000μm(5mm)
分解能:0.1 µm / 1 µm / 0.01mm
精度:±(2%+1 µm) ≤2000 µm
±(3%+2 µm) 2001~3000 µm
±(5%+2 µm) >3000 µm
■ 「平均値」「最小値」「最大値」を表示
■ 任意に設定した上限値と下限値で警報サイン
■ 付属USBケーブルでPCへデータ転送可能
■ 素地の自動判別もするデュアルタイプ膜厚計
素地が「磁性金属」か、「非磁性金属」かを自動判別し、「電磁式モードF」または「渦電流式モードN」へ自動で切り替え。
「電磁式モードF」では、鉄・鋼などの磁性金属上の非磁性被膜の膜厚を測定、
「渦電流式モードN」では、アルミニウム・銅・真鍮などの非磁性金属上の絶縁被膜の膜厚を測定します。
3つのプローブモード(電磁式・渦電流式・ AUTO《自動判別》)
■ 測定データは4つのグループに分けて保存可能
■ グループごとにゼロ点調整および多点校正
(最大4点まで)
■平均値・最小値・最大値・標準偏差の統計表示
■上限値/下限値の設定
■ 自動電源OFF機能(有無切替可)
■ 付属USBケーブルでPCへデータ転送(txt/xlsファイル形式選択可)
■ データ転送用ソフトウェア付属
■ バックライト付ディスプレイ
■ 電池残量表示
■ 本体保護ラバーケース
ISO2178やISO2360準拠
JIS規格:ISO 2178:2016とは、 磁性母材上の非磁性コーティング-コーティングの厚さの測定-磁気法 磁化可能な母材上の非磁化性コーティングの厚さを非破壊で測定する方法を指定しています。
JIS規格:ISO 2360:2017とは 非磁性導電性母材上の非導電性コーティング-コーティングの厚さの測定-振幅に敏感な渦電流法 塗料やワニスなどの材料に使用される振幅に敏感な渦電流計器を使用して、非磁性導電性ベース メタル上の非導電性コーティングの厚さを非破壊測定する方法を規定
■電磁式膜厚計モード | ■渦電流式膜厚計モード | ||
●素地:磁性金属
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●測定被膜:非磁性塗膜・絶縁性皮膜 |
●素地:非磁性金属
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●測定被膜:絶縁性皮膜 |
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塗装 |
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塗装 |
プラスチック | プラスチック | ||
ラッカー | ラッカー | ||
樹脂 | 樹脂 | ||
ゴム | ゴム | ||
エナメル | エナメル | ||
ライニング | その他 | ||
亜鉛 | |||
クローム | |||
錫 | |||
銅 | |||
アルミニウム | |||
溶融亜鉛メッキ | |||
その他 |
アルミ/非磁性金属の素地の上のメッキ(金属)膜厚計測はできません。
SUS(ステンレス)・チタン等は、測定値にバラツキが生じる場合があり、膜厚測定ができない場合があります。
(SUS304、オーステナイト鋼、チタン等は、測定不可)
「(DIR)ダイレクト」モード
短時間の測定に適しています。データはメモリに一時的に保存。電源を切ると測定値は全て消去。
メモリーが500件に達すると、 測定値が古い順に削除されます。
測定値と統計値を液晶画面に表示。 新しい測定値が保存されると、 統計値をそのつど上書きし表示。
「GEN1、GEN2、GEN3、GEN4」グループモード
電源を切ってもデータはメモリに保存。メモリーが500件に達すると測定値の左側に「fl」が表示。
それ以降の測定値は保存されず、統計値も上書きされません。(測定値は表示されます)
各グループモードは個別の上限値/下限値、多点校正の設定があり、ユーザー設定で設定し、メモリーにも保存可能。
付属USBケーブルで測定データをPCにダウンロードできます。
txt/xlsファイル形式で保存可能です。
自動車塗装膜検査に
鉄、アルミなどの自動車塗装厚を測定するのに最適
事故車の判定、塗装仕上げの品質、再塗装有無を見習いでも簡単に判定可能
自動車ショップ、塗装業、自動車修理業、自動車ディラーに人気機種
ペイントやラッカーの処理作業
電気メッキ工場
宇宙航空産業
製造部門やその現場
商品の最終受入検査
試験期間またはコンサルタント
自動車産業
測定原理 |
電磁式および渦電流式 | |
測定範囲 | 電磁式: 10 µm ~ 5000 µm (参考:5mmまで) 渦電流式: 10 µm ~ 3000 µm |
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精度 | ±(読取値の2%+1 µm)(≤2000 µm) ±(読取値の3%+2 µm)(2001 ~ 3000 µm) ±(読取値の5%+2 µm)(>3000 µm) |
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分解能 | 0.1 µm(10 µm ~ 99.9 µm) 1 µm(100 µm ~ 999 µm) 0.01 mm(1mm以上) |
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校正 | 最大4点までの校正可能(ゼロ点調整を含む) | |
グループモード | ダイレクト (DIR) |
測定値を一時的に500件まで記録 |
GEN 1~ GEN 4 |
グループごとに500件までの測定値・統計値 |
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統計値 | 測定値、 平均値、 最小値、 最大値および標準偏差 | |
単位 | µm/mm | |
限界値 |
上限値・下限値を(-50.0µm ~ 5.25 mm)の間で設定。 |
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最小曲率半径凸面 | 5 mm | |
最小曲率半径凹面 | 25 mm | |
最小測定面積 | 直径20 mm | |
素地の最小厚さ | 電磁式(0.5 mm) 渦電流式(0.5 mm) |
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最大測定レート | 1 秒あたり2 回の測定 | |
インタフェース | USB経由でデータをPCへダウンロード | |
電源 | 単4形アルカリ乾電池 ×3 本 | |
使用環境 温度・湿度 | 使用環境温度:0°C ~ 50 °C、 湿度:20%RH ~ 90%RH(結露なきこと) | |
保存環境温度 | 0°C ~ 60 °C | |
標準準拠 | CE ROHS FCC | |
寸法 | 本体 | 高さ157 mm×幅68 mm×厚さ34 mm |
付属プローブ | ⌀17 mm× 67 mm、ケーブル長100 cm | |
重量 | 約255g(本体195 g+プローブ60 g) | |
本体素材 | ABS | |
付属品 |
・MJ-TG90本体 |
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販売元 | 株式会社佐藤商事 修理や不具合点検など、弊社にお気軽にご相談ください。 |
校正プレート、標準板を使用し校正をかけることができます。
もしくは、測定対象と同種、同形状、同厚のものでゼロ点、標準調整を行ってください。