・鉛筆硬度試験器(鉛筆ひっかき硬度試験器,鉛筆硬度計) MJ-PHTは、鉛筆を利用して塗膜硬度を測る測定器
・日本塗料検査協会認定三菱鉛筆uni14本(6B~6H)が付き
塗膜の付着強度や硬さなどの測定に使用
■ 500g・750g・1000gの荷重に対応
■ JIS K-5600(鉛筆引っかき硬度試験)
・ JIS K-5400に基づいた設計
●標準化された方法
● 迅速な評価
●簡便性と低コスト
●適応性の広さ
●現場での使用が可能
●簡便性と低コスト
鉛筆硬度試験器は、他の硬度試験方法と比べて手軽で、特別な技術や高価な装置を必要としません。
鉛筆だけで硬度の目安が取れるため、コストも非常に低いです。
● 迅速な評価
鉛筆硬度試験器は即座に結果を得ることができ、作業現場での迅速な硬度評価が可能です。
これにより、製品の検査や品質管理の効率を高めることができます。
●非破壊検査
鉛筆ひっかき硬度試験は対象物にほとんどダメージを与えずに表面の硬度を評価できるため、製品を破壊せずに硬度を測定できます。
これが製造ラインや品質管理で重要です。
●標準化された方法
鉛筆硬度試験はISOやASTMなどの規格に準拠しているため、国際的にも認知されている信頼性の高い試験方法として使用できます。
標準的な結果を得られるため、品質管理に役立ちます。
●適応性の広さ
鉛筆硬度試験は、コーティングや塗装、プラスチック、セラミックスなど、多様な材料の表面硬度評価に適しています。
材料の種類に関わらず使用できる点がメリットです。
●現場での使用が可能
持ち運びが容易で、工場やフィールドでの使用に適しています。
特にコーティングや塗装面の硬度検査に便利です。
●本体は2つの車輪がついた金属製。
●試験が水平な状態で行えるように上部に水平器装備。
●鉛筆の先が塗装面に対して750±10gの荷重がかかること。
●鉛筆の角度は45±1°となること。
日本塗料検査協会認定三菱鉛筆uni14本(6B~6H)
鉛筆削りは、付属しています。
塗膜の硬さ評価
フィルム上のハードコートの硬さ評価
液晶ディスプレイ(LCD)の表面硬度の評価
樹脂製品の硬さ評価
JIS K 5600-5-4引っかき硬度(鉛筆法)に使用する日本塗料検査協会認定の鉛筆(6H~6B)
軟→硬の順で次のようになります…
6B 5B 4B 3B 2B B HB F H 2H 3H 4H 5H 6H
装置を作業者から0.5~1.0mm/sの速度で、少なくとも7mmの距離を走行させます。
肉眼で塗面を検査して、跡の種類を調べます。
塗膜面の鉛筆しんの粉を柔らかな布又は脱脂綿と不活性溶剤で拭き取り、傷または圧痕を確認します。
跡(圧痕)の種類:塑性変形=元にもどらないくぼみが生じるが破壊はない。
凝集破壊=塗膜材質が取れたひっかきキズ。
試験部位に少なくとも3mm以上のキズ跡が生じるまで硬度スケールを上げて試験を繰り返します。
傷が入った鉛筆のひとつ前の軟らかい鉛筆(傷の入らなかった最も硬い鉛筆)がその塗膜の鉛筆硬度となります。
キズ跡が生じなかったもっとも硬い鉛筆の硬度を鉛筆硬度と言います。
製品番号 | MJ-PHT | |||
塗膜への荷重 | 500 g・750 g・1000 g | |||
鉛筆先端への負荷荷重 |
750 ±10 g(JIS K-5600) |
|||
引っかき角度 | 45° | |||
使用鉛筆 |
日本塗料検査協会認定三菱鉛筆uni 14本 |
|||
使用環境温度 |
JIS K-5600 |
23±2℃ |
JIS K-5400 |
20±1℃ |
使用環境湿度 |
50±5 %RH |
65±5 %RH |
||
サイズ | 高さ47 mm・幅79 mm・奥行96 mm | |||
重量 | 本体:約1207 g、各分銅:約250 g | |||
標準付属品 |
本体 |
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別売品 | 日本塗料検査協会認定 三菱鉛筆uni14本セット(6B~6H) |