{ "@context": "https://schema.org", "@type": "Product", "name": "UCI硬さ計", "description": "UCI(Ultrasonic Contact Impedance)硬さ計は、ビッカース硬さ試験機を元に開発された硬さ計で、金属加工部品などの硬さ測定、特に焼入れ硬さの測定に利用されます。他の硬さ試験方法に比べて圧痕が小さいため、薄物やデリケートな部品の硬さ測定に適しており、ポータブルなため、大型で移動できないサンプルの測定も可能です。", "brand": { "@type": "Organization", "name": "株式会社佐藤商事" }, "url": "https://ureruzo.com/siken00/UCI-TU2.html", "image": "https://novotest.biz/wp-content/uploads/2018/01/t-u2-2.jpg", "offers": { "@type": "Offer", "price": "詳細はお問い合わせください" } }
✅1mm以上の厚さがあればリバウンド式で測定できなかった 薄い製品、小さい製品、複雑な形状の部品などの測定が可能。
✅他の硬度試験方法よりも圧子によるくぼみ跡が小さい
✅ 薄くて繊細な部品にも用いることが可能
✅持ち運びに優れ、移動できない大きなサンプルにも使用可能。
金属加工部品の焼入れ硬さ測定用。
圧痕が小さい。製品検査でも使用が可能
硬化層の硬さ測定等に最適な10N(1kgf)プローブ等
✅UCI(超音波接触インピーダンス)式の硬度計
✅熱影響部用の硬さ計(硬度計)
✅溝部、複雑形状部の硬さ計(硬度計)
✅浸炭・窒化熱処理の表面の硬さ計(硬度計)
✅鉄の硬さ(硬度)を正確に測定
✅また圧痕が非常に小さいため、製品検査にも使用可能
HRC試験片は付属しておりません。ユーザー様の任意になりますのでお見積りを依頼ください。
■UCI(超音波接触インピーダンス)式硬さ計は、ビッカース硬さ試験機をベースに開発された硬さ測定方法
■他の硬度測定に比べ圧痕が小さく、測定対象が薄物・軽量部品でも測定が可能です。
■小型で持ち運び可能なハンディタイプの硬さ計ため、製造現場や屋外での硬度測定も可能
■HRC、HV、HB、Mpa
■UCI式硬さ計のプローブロッド先端には、ピラミッド形のダイヤモンド圧子が取り付けられています。
■プローブロッドは共振周波数で振動しており、ダイヤモンド圧子が測定箇所に所定の荷重で押し付けられると、共振周波数が金属の硬さに応じて変化します。
■この共振周波数の変化を、硬さ計本体が電子的に読み取り硬さを算出します。
■従来のビッカース硬さ試験では、圧痕の大きさを顕微鏡で評価しますが、
UCI法では圧痕を電子的に評価するため、正確な硬度を測定する事ができます。
UCI式超音波硬度計は、そのユニークな特長を活かして、従来の硬度計では測定が難しかった様々な場面で活躍しています
溶接による熱で金属の性質が変化した「熱影響部(HAZ)」は、非常に狭い範囲に発生します。
この部分の硬さを正確に管理することは、溶接品質を保証する上で極めて重要です。
UCI式硬度計は、圧痕が極めて小さいため、この狭いHAZエリアをピンポイントで狙って硬さを測定することができます。
高周波焼入れや浸炭処理などを施した鋼の表面には、「硬化層」と呼ばれる薄い硬い層が形成されます。
UCI式硬度計は、1mm程度の薄い測定物にも対応できるためこの表面硬化層の厚さや均一性を評価するのに最適です
完成品の品質検査にも安心して使用できます。
歯車の耐久性には、歯面の硬さが直接影響します。
歯の付け根(歯底)のような複雑で狭い形状の部分は、従来の硬度計ではプローブが届かず測定が困難でした。
スリムなプローブを持つUCI式硬度計なら、このような場所にも容易にアクセスでき、正確な硬度管理を実現します。
金型や精密部品など、表面に傷をつけられない鏡面仕上げ(光沢仕上げ)の製品があります。
UCI式硬度計が残す圧痕は顕微鏡レベルで非常に小さく、肉眼ではほとんど見えません。
そのため、製品の外観を損なうことなく、最終製品の硬度を全数検査することも可能です。
プレス加工された薄い板材や、小型で軽い部品は、従来の大きな荷重をかける硬度計では変形や破損の恐れがありました。
UCI式硬度計は微小な荷重で測定するため、測定対象にダメージを与えることなく、これまで測定が難しかったデリケートな部品の硬度を正確に測ることができます。
測定方式 | UCI(超音波接触インピーダンス)式 |
対応プローブ | 10N(1kgf)、50N(5kgf)、98N(10kgf) |
硬さスケール | HRC、HV、HB、Mpa |
測定範囲 | HRC:20〜70、 HV:230〜940、 HB:90〜450、 引張り強さ:MPa 370〜1,740 |
測定精度 | HRC(ロックウェルC) : ±1.5%または±2 HV(ビッカース) : ±3%または±15 HB(ブリネル) : ±3% または±10 |
材質(プリセット) | スチール |
表示 | 標準、統計(最大、最小、平均、偏差、測定回数) |
動作温度 | -20℃〜40℃ |
電源 | 単3電池×2本 |
動作時間 | 約20時間 |
寸法 | 122×65×23mm |
本体重量 | 約0.2kg(プローブ除く) |
外部接続 | USB |
付属 |
|
推奨表面粗さ
プローブ | 10N(1kgf) | 50N(5kgf) | 98N(10kgf) |
推奨面粗さ | ≦ 1.5Ra | ≦ 2.5Ra | ≦ 4.0Ra |
UCI(超音波接触インピーダンス)式硬さ計は、振動させた圧子を測定対象物に押し付けると、
軟らかい物質では圧痕が深くなり、拘束力が高くなる。それにより、圧子の共振周波数は大きくなる。
硬い物質では、圧痕が小さく、軟らかい物質のときに比べ、拘束力は小さくなり、共振周波数は低くなる。
その共振周波数の変化量と硬さとの相関を取り、硬さ換算を行っている。
振動の駆動・測定系には交流電圧により振動する圧電素子を用いており、圧子にはマイクロビッカースダイヤモンド圧子を用いている。また、Hᵥ・Hᴿᶜ・Hᴮ・Hₛ など様々な硬さに変換して求める事が可能である。
参考:粗さ・硬さ同時計測システムの構築 高知工科大学「2.1.2 UCI 法」の章より
URL: http://www.kochi-tech.ac.jp/library/ron/2002/2002mech/1030164.pdf