■0.1 mm / 0.01 mm分解能の設定可能な超音波厚さ計
■ 1000 m/s ~ 9999 m/sまでの音速調整が可能
■ 本体装備のテストブロックで簡単に校正が可能
短納期で校正書類の発行可(有償) 本体のみ2年保証
汎用タイプとして幅広い測定範囲が人気の理由、薄物用から厚物用まで。 ケーブル長さ:1m
測定物の片側から非破壊で厚さをデジタル表示
探触子は、着脱式ですので用途によって数本持つことをおすすめします。
画面の文字を大きくするなど、見易さ・操作性もさらに向上
特に応答性、精度、操作性、耐久性に優れ小型軽量で、大型の画面による見やすい表示
*弊社は正規ルートです。安心のアフターサービス
別売りステップ試験片(鋼) 6段 6ST/1-20
厚さ1mm、3mm、5mm、10mm、15mm、20mmのステップ試験片
厚さ計の校正や性能チェック用試験片です。
●超音波厚さ計2000Cは、専門知識や熟練技術がなくても、簡単に厚さ測定が可能です。
鉄、鋼、アルミニウム、銅、鉛、黄銅、チタン、亜鉛、ニッケル、マグネシウム、金、銀等の金属やガラス、樹脂、ゴム等の非金属の非破壊測定等(減衰の大きいものを除く)
汎用タイプの厚さ計として各用途に幅広く対応可能
●0.01mmきざみの高精度超音波厚さ計2000C
99.99mm以下 注意:100.0以上は、0.1mmきざみ
●簡単な操作で、誰にでもすぐに測定が可能
ゼロ点調整・音速調整をするだけで、すぐに使用可能
●コンパクトな設計ながら高精度/高分解能
●大きくて読みやすい液晶ディスプレー
●小型・軽量
本体約220g、探触子約50g(アタッチメント含まず)
●電源は単4電池2個
●オートパワーオフ機能つき
自動的に電源が切れ、電源の切り忘れによる電池の消耗を防ぎます
●暗所でも測定が可能なバックライトつき
●本体装備のテストブロックで4.0mmの校正が可能です。
探触子 | 標準探触子(プローブ) D5008 | 超薄物用・湾曲部用D7004 | 鋳鉄用 D2012 |
材質 | 鋼 ガラス 樹脂・プラスチック 塩化ビニル | 鋼 ステンレス アルミニウム チタン アルミ鋳物 石英ガラス | 鋼 鋳鉄 樹脂・プラスチック 塩化ビニル |
周波数 | 5 MHz | 10 MHz | 2 MHz |
測定範囲 | 1.0 mm~300 mm(鋼の場合) | 0.8 mm ~ 20 mm | 50 mm ~ 300 mm |
先端径 | φ11mm | φ6mm | φ17mm |
使用温度 接触表面温度 |
0 °C ~ 60 °C | 0 °C ~ 60 °C | 0 °C ~ 60 °C |
測定曲率の制限 | 直径20mm | 直径15mm | 直径40mm |
曲面の測定 厚さ制限 | 1.2 mm以上 | 1.0mm以上 | 3.0mm以上 |
形状 |
ケーブル長:約110 cm
※測定箇所の形状・組成・表面状態・厚さ等により、測定できない場合があります。
※探触子は消耗品のため、保証対象外です。
超音波厚さ計2000Cを安全検査用で使用
安全規則等によって、 厚さを検査するもの
危険物貯蔵タンクの検査など
・危険物貯蔵タンクの腐食検査
・重油・軽油・ガス等容器の検査
・高圧ガスボンベの肉厚検査
・ボイラ冷却パイプ腐食検査
・各種パイプライン腐食検査
・遊戯施設等の構造物安全検査
・照明ポール・道路標識等の腐食検査(倒壊防止)
・港湾護岸腐食検査
・シートパイル:根切り工事の山止めや止水のため、周囲に打ち込む鋼管矢板
波厚さ計2000Cを保全検査用で使用
腐食・減肉・磨耗による 厚さ変化を検査するもの
パイプなどの腐食検査など
・各種ホッパ・サイロの磨耗
・船殻・パイプ・ボイラ等の腐食検査
・建設機械・トラッククレーンの磨耗等の検査
・機械部品の検査
波厚さ計2000Cを製品検査用で使用
波厚さ計2000Cを材料検査用で使用
ディスプレイ | 4桁、LCD | ||
測定可能な被測定物 金属:
鋼、アルミ、銅、黄銅、チタンなど 非金属: ガラス、樹脂など |
|||
測定範囲 (鋼の場合) |
板材 |
標準探触子D5008:1.0~300.0mm |
|
パイプ | D5008 : Ø20mm x 1.2mm 外径10mm、肉厚1.0mm以上 |
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分解能 | 0.01mm | 99.99mm以下 | |
0.1mm | 100.0以上 | ||
測定単位 | mm | ||
精度 (鋼の場合) | ±0.04mm | 1.0~9.99mm | |
±(0.1%+0.04)mm | 10~99.99mm | ||
±0.3% | 100~400mm | ||
校正用テストブロック | 4.0mm厚(鋼換算)で校正-本体に付属 | ||
表示方法 | 液晶ディジタル表示、バックライト付 | ||
音速調整範囲 | 1,000~9,999m/s | ||
測定表面温度 | 標準探触子D5008:0℃~60℃まで | ||
測定環境温度 | 0℃~50℃ 80%RH(結露なきこと) | ||
自動電源OFF機能 | 無作動で約5分後 (測定モードのみ) | ||
電源 | 単4電池2本(約250時間) | ||
外形寸法 | 116mm(L)×64mm(W)×27mm(H) 本体約220g | ||
探触子 | 探触子(アタッチメント無)50g、ケーブルの長さ:約1m | ||
付属品 |
•本体、株式会社佐藤商事オリジナル日本語取扱説明書 |
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販売元 |
株式会社佐藤商事 日本正規代理店 |
*mm単位の数値は、全て鋼換算で表示しています
厚さ計の校正や性能チェック用試験片です。校正書類の発行可(短納期/有償)
厚さ1,3,4,5,6,7,8,9,10,15,20,25,30,40,50,60,70,80mm等のステップ試験片
材料別音速の参照
*音速を正確に知るためには、素材による校正が必要です。
あらかじめ厚みのわかっている素材を超音波厚さ計で測定し、実際の厚みと超音波厚さ計の値をあわせるために、音速を補正する必要があります。
材質 | 音速(m/s) | 材質 | 音速(m/s) |
空気 | 330 | ナイロン(6,6) | 2600 |
アルミニウム | 6300 | 油(SAE 30) | 1700 |
酸化アルミニウム | 9900 | プラチナ | 3300 |
ベリリウム | 12900 | プレキシグラス | 1700 |
炭化ホウ素 | 11000 | ポリエチレン | 1900 |
真鍮 | 4300 | ポリスチレン | 2400 |
カドミウム | 2800 | ポリウレタン | 1900 |
銅 | 4700 | クォーツ | 5800 |
クラウン・ガラス | 5300 | ブルゴム | 1800 |
グリセリン | 1900 | 銀 | 3600 |
金 | 3200 | 軟鋼 | 5900 |
氷 | 4000 | ステンレス | 5800 |
インコネル | 5700 | フッ素樹脂 | 1400 |
鉄 | 5900 | スズ | 3300 |
鋳鉄 | 4600 | チタン | 6100 |
鉛 | 2200 | タングステン | 5200 |
マグネシウム | 5800 | ウラン | 3400 |
水銀 | 1400 | 水 | 1480 |
モリブデン | 6300 | 亜鉛 | 4200 |
モネル | 5400 | - | - |
ネオプレン | 1600 | - | - |
ニッケル | 5600 | - | - |
探触子と測定面の空気層 |
測定面と探触子の間に空気層が入らないように、粘度の高いカプラント(接触媒質)を十分に塗布 |
測定面の粗さの影響 |
測定面は、スケール(金属酸化物の被膜)などを除き、平滑に仕上げることにより安定した測定が可能 |
塗膜の影響 |
グラインダで塗膜を除去 |
曲率(パイプ)の影響 | |
2点測定法 |
腐食の進行が予想される箇所では、2点測定法で測定 |
ペンキやエポキシ系の塗料で塗装されている測定面を計測する場合、音速が鉄に比べ約2.5倍遅いため、実際の塗装厚の約2.5倍が、厚みとして加算されてます。
正確な母材の厚さを測定するためには、塗膜をはがすす必要があります。
裏面の腐食が著しい素材 | 実際の厚さとかけ離れた測定値を得る場合あり |
軟質樹脂・ゴム | 超音波の減衰が大きい |
合金系鋳物 | 結晶粒による散乱、減衰が大きい |
コンクリート・木 | 空気層、異物による散乱が大きい |
クラッド鋼 |
各素材の音速が異なるため |
ラミネーションを含む素材 |
2枚板の場合、上層部の厚さがデジタル表示されます。 |