塗装越しの金属厚さ測定 薄物用探触子、超薄物用探触子、鋳鉄用探触子、FRPなどの複合材料用探触子をご用意
・超音波厚さ計DC-4000は数値と波形でダブルチェック
・’塗膜を剥がす手間なし’で検査時間・経費の削減可能。
・超音波波形Aスキャン/Bスキャン(Aスコープ/Bスコープ)を確認しながら測定できるのでより信頼性の高い超音波厚さ検査が可能
本体2年保証 短納期で校正書類の発行可(有償)
■分解能:0.01mm/0.1mm (選択可)
■ 10000データを保存可能(ソフト不要でPCへ転送可)
■ 塗装を剥がさずに「母材の厚さのみ」を測定するスルーペイント機能つき
■ 通常測定(標準・最小・差分・平均・制限モード)
通常測定範囲:1.44-200mm(探触子D5302)
スルーペイント母材厚さ範囲:3.00-80.0mm
■ 2.5インチカラー液晶TFTディスプレイ
日本語表示
■ 自動ゼロ校正 ■ マニュアル測定モード ■ 探触子校正機能
ボタンを押すだけの簡単操作で切り替え可能
ボタンひとつで簡単に切り替えることができます。
Aスコープ(Aスキャン)表示 デジタル表示 Bスコープ(Bスキャン)表示
大きく見やすい2.5インチカラー液晶ディスプレイ(日本語表示)
横50mmx縦38mm
●超音波厚さ計のAスコープ(Aスキャン)表示の波形にはRF波と正半波の2種類の表示方法があります。
RF波表示(全波形)
正半波表示
Bスコープ(Bスキャン)表示 動画で紹介
測定データはUSBケーブルを本体に接続することで、PCへの転送が可能です。
ノギス、マイクロメータなどで測れない広板の中央部の肉厚測定に。
型式番号 | DC-4000 |
ディスプレイ | 2.5インチ TFT カラーLCD |
表示解像度 | 320×240ピクセル |
測定範囲 |
通常:1.44 mm ~ 200.00 mm スルーペイント(E-E)母材の厚み:3.00 mm ~ 80.00 mm 注意:塗装の厚み 0~3mmまで(塗装の厚みは計測できません) *測定材料および表面状態、探触子により異なります。 |
分解能 | 0.01 mm / 0.1 mm |
精度(鋼の場合) |
±0.04 mm (0.80 mm ~ 9.99 mm) |
音速範囲 | 1000 m/s ~ 9999 m/s |
測定レート | 2回/秒, 10回/秒(高速モード) |
テストブロック | 厚さ4.00 mm、鋼材 (本体に装着) |
平均モード | 2 ~ 9 回の平均を測定 |
制限モード | 設定した上限・下限値を超えるとビープ音でお知らせ |
測定単位 | mm |
データ記憶容量 | 10000データ(100データ×100ファイル) |
インターフェイス | USB mini-B端子 |
データ出力 | ソフトウェアなしでPCにデータ出力 |
接触表面温度 | 0 ℃~ 60 ℃(探触子によリ異なる) |
使用・保存環境 | 0 ℃ ~ 50 ℃、80%RH以下(結露なきこと) |
自動電源オフ | 1分 / 3分 / 5分で設定可能(初期設定:1分) |
電源 | 単3形アルカリ乾電池×2本 |
寸法 | 高さ133 mm×幅75 mm×厚さ29 mm プローブケーブル長:約110 cm |
重量 | 約 200 g(電池を含む) |
付属品 | 標準探触子D5302(5MHz、スルーペイント対応)、カプラント(75 mL)、 USBケーブル、キャリングケース、テスト電池、取扱説明書 |
別売品 |
カプラント超音波用接触媒質(400 mL) |
薄物用探触子、超薄物用/湾曲部用探触子、鋳鉄用探触子、ファイバーグラスやFRPなどの複合材料用探触子
下表を参考に、お使いの用途に適した探触子を用意します。
標準用探触子(スルーペイント機能)D5302 | 周波数 | 5 MHz | |
測定範囲 |
1.44 ~ 200.00 mm スルーペイント: ※旧DC-4000では本体の測定範囲に準じます |
||
表面温度 | 60 ℃以下 | ||
測定曲率の制限 | ⌀25×3.0 mm以上 | ||
超薄物用、湾曲部用探触子D7004 |
周波数 | 10 MHz | |
測定範囲 | 0.8 ~ 20.00 mm | ||
表面温度 | 60 ℃以下 | ||
測定曲率の制限 | ⌀15×1.0 mm以上 | ||
鋳鉄用探触子D2012 |
周波数 | 2 MHz | |
測定範囲 | 50 ~ 300 mm | ||
表面温度 | 60 ℃以下 | ||
測定曲率の制限 | ⌀40×3.0 mm以上 |
探触子はトランスデューサー、プローブとも呼ばれます。
厚さ計の校正や性能チェック用試験片です。校正書類の発行可(短納期/有償)
厚さ1,3,4,5,6,7,8,9,10,15,20,25,30,40,50,60,70,80mm等のステップ試験片
探触子と測定面の空気層 | 測定面と探触子の間に空気層が入らないように粘度の高いカプラント(接触媒質)を十分に塗布。 塗布量が少ない場合や、粘度の低いカプラントを使用した場合は、空気層ができ、超音波が測定物に透過しないため測定ができない場合があります。 |
測定面の粗さの影響 | 測定面は、スケール(金属酸化物の被膜)などを除き、平滑に仕上げることにより安定した測定が可能 鋼ならば、グラインダ仕上げ、粗いヤスリ(並目以下) |
塗膜の影響 | グラインダで塗膜を除去 母材表面にサビ-空気層が発生-空気層で超音波が反射 |
曲率(パイプ)の影響 | |
2点測定法 |
腐食の進行が予想される箇所では、2点測定法で測定 |