熱電対とLoRa通信の組み合わせで、長距離無線通信に対応した熱電対温度データロガー。データ収集、遠隔監視、通知送信、モニタリング、警報監視、制御など、多彩な用途に対応
●LoRa無線方式熱電対温度計測ユニットWD100-FA02
●熱電対センサx3チャンネル
●電池寿命最大10年!外部電源は不要
●【データ収集器WD100-S32】が別途必要
●親機(データ収集器)との通信によりデータ収集、遠隔監視、通知送信、モニタリング、警報監視、制御可能
■電池寿命最大10年!外部電源は不要
■防水対応 (IP67) メーカーと協力して全国対応
■寸法: W90 x H130 x D40 mm
■温度データを 24時間365日連続計測。
■管理オフィスで一元管理できます。
■豊富な熱電対温度センサを使用することができます。
熱電対温度センサのラインアップはこちら
弊社では、お客様の要望によって製造ができます。
豊富な温度センサー熱電対(国産)の品揃え
K熱電対、T熱電対、E熱電対、R熱電対,S熱電対対応
機器設定は、親機によるデータ収集管理制御通信ユニット(WD100-S32/-N32)のセンサユニット設定で行う
■電気炉や工業オーブンの温度データを無線化
■温度データを24時間365日連続計測
■管理オフィスで一元管理
■計測ユニットは10年電池駆動で電源工事不要
搭載バッテリの能力を最大限に生かすため、電源制御技術を搭載。
最適化された間欠動作により長期間安定して稼働し続けます。
■1台で 3チャンネル同時計測
3組の熱電対を 1台の熱電対温度計測ユニットに接続でき、コストパフォーマンスに貢献します。
■温度データはLoRa無線方式による遠距離通信でサーバへ
LoRa無線方式の採用により、見通しで 11km以上、密集地で 3km以上の通信が可能です。
■サーバに収集したデータは、LTEまたはLAN経由で上位システムに送信可能
■計測値個別にしきい値判定を行うことができ、電子メール送信、SNMPトラップ等の通知が可能
■遠隔からサーバに指示を与え、接点出力ユニットの接点出力を制御可能
■屋内・屋外の設置を問わず
全ての装置が防水仕様 (IP67)です。
また、動作温度も -30℃から +70℃と日本の四季の環境変化にも十分対応できます。
■多くの熱電対タイプに対応
熱電対の K、J、N、R、S、T、B、Eタイプに対応。
■他のWD100シリーズ計測ユニットとの組合せ可能
既存の WD100シリーズ用環境計測ユニットと組み合わせてデータを一元的に収集できます。
熱電対とLoRa通信の組み合わせは、広範囲のエリアにわたり、低コストかつ高効率で温度データを収集・監視できるため、多様な業界や分野での応用が期待できます。
産業機器の温度監視
製造ラインや産業用機器の温度管理
加熱炉やボイラーのリアルタイム温度監視
遠隔地の工場設備の状態確認
エネルギー管理
発電所(火力、原子力、再生可能エネルギー)の温度監視
配電設備や送電線の温度測定による予防保全
農業分野
ビニールハウス内の温度モニタリング
作物の最適成長環境の管理
家畜舎や養殖場の温度監視
建築・インフラ
橋梁やトンネルの温度監視(特に寒冷地での凍結予防)
建設現場での温度管理(コンクリート硬化時の温度等)
食品業界
食品加工ラインの温度管理
冷蔵・冷凍施設内の遠隔温度監視
環境モニタリング
火山地域や温泉地域の温度変化監視
気象観測用の温度計測
氷河や極地での温度モニタリング
研究・開発分野
宇宙関連の温度モニタリング
実験室や研究施設での高精度温度管理
医療・バイオ分野
冷凍保存施設(薬品、ワクチンなど)の温度管理
遠隔地での医療機器の温度監視
LoRa無線方式熱電対温度計測ユニット(温度x3ch) WD100-FA02の仕様
温度計測監視対象の温度範囲に合わせた熱電対を接続し、
任意の時間間隔で LoRa 無線通信を利用して、データ収集管理制御サーバに送信します。
10年バッテリ内蔵で外部電源は不要。
*2: 通信間隔、LoRa拡散率、リトライ回数で電池寿命は異なります
機器設定方式 | 親機にあたるデータ収集管理制御通信ユニット(WD100-S32/-N32)にて設定 | |
温度測定 | 熱電対タイプ | K / J / T / E / R / S型の熱電対に対応 |
チャンネル | 3チャンネル 熱電対用コネクタで接続 | |
温度範囲 | -50℃ ~ 1700℃ 接続した熱電対による | |
誤差 | リニアティ誤差:±0.15% | |
令接点保障:0.7℃ | ||
通信 | 変調方式 | LoRa(LoRa Allianceで規定) |
周波数 | 920MHz帯 | |
規格 | プライベートLoRa、出力20mW、電波法技術適合 | |
通信距離 | 約3km(密集地区) 約10km(田園地区、見通し良好) |
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アンテナ | ワイヤーアンテナ (カスタムで外部アンテナ取り付け対応可能) |
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測定間隔 | 5/10/15/30/60分間隔から選択 (データ収集管理制御通信サーバWD100-S32上で設定) |
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基本 | 電源 | 寿命10年 塩化チオニルリチウム電池(空輸安全規格適合) |
消費電力 | 送受信時のみ動作 | |
設置方法 | ポールマウント又は、ネジ止め | |
寸法 | W90 x H130 x D40mm(突起部、ケーブル、アンテナを除く) | |
質量 | 200g(ケーブルを含まず) | |
動作環境 | 温度 | -30℃ ~ +75℃ |
湿度 | 0 ~ 90%RH | |
防水 | IP67 | |
規格 | 通信規格 | 電波法技術基準適合、工事設計認証番号:001-P01026 |
安全規格 | CE 準拠、UL 準拠 | |
EMC 規格 | VCCI Class A 適合 | |
環境規格 | RoHS 指令適合 |
注意:アクセス間隔、LoRa 拡散率、リトライ回数で電池寿命は異なります
データ収集管理制御通信サーバWD100-S32/-N32の仕様
最大32台の各種計測制御ユニットとセキュアなデータ収集や制御が可能。
子機との通信はLoRa(LPWA)方式無線通信規格で遠距離通信が可能。
外部との接続にはPoE給電仕様のギガビットLANとLTE通信対応。
※LTE通信対応はWD100-S32のみ。WD100-N32は非対応。
本体仕様 | |
機器設定方式 | Web ブラウザを介して、手順に従い設定 |
カレンダ/時計 | ボタン電池によるバックアップ(航空危険物対象外) |
使用環境条件 | 温度:0~55℃ (AC アダプタ利用時) -20~60℃(PoE 利用時) 湿度:0%~95%RH (結露なきこと) 海抜:3,000m 以下 |
防水仕様 | IP67 (ただし AC アダプタ使用時を除く) |
AC アダプタ (標準付属) |
本体専用品、UL 適合、PSE 適合(トラッキング対策済) 寸法(mm):W46 x D34 x H25 (突起部、ケーブル含まず) 入力電圧:100 - 240VAC 50/60Hz 出力電圧: 5VDC 1A 質量:約 100g ケーブル長:約 1.6m |
寸法(mm) | W130 x H175 x D45(アンテナ、突起部除く) |
質量(g) | 450 (AC アダプタ、LTE アンテナ、LoRa アンテナ、LAN ケーブル含まず) |
消費電力 | 約 6W (WD100-S32) 約 2W (WD100-N32) |
定格電圧 | 5VDC(本体) / 100-240VAC(AC アダプタ) / PoE 受電 |
安全規格 | CE 準拠、UL 準拠 |
EMC 規格 | VCCI Class A 適合 |
環境規格 | RoHS 指令適合 |
無償保証期間 | 出荷後 1 年間 |
通信/ネットワーク仕様 ※LTEはWD100-S32のみ対応。WD100-N32は非対応。 | |
LTE | 電気通信事業法適合、認証番号:D15-0201001、 電波法技術基準適合、工事設計認証番号:001-A06417 |
SIM | 利用にあたっては DoCoMo と別途契約が必要 (他の SIM 搭載についてはお問い合わせください) |
LTE アンテナ | 電波法技術適合品、ケーブル長 2m |
LTE データ通信 | 有効/無効の設定可能、APN(アクセスポイント名)の指定可能 |
回線接続状態 | Web ブラウザにより状態を表示(未接続、接続中) |
LTE 受信レベル | Web ブラウザにより状態を表示(圏外、1 本、2 本、3 本) |
LoRa | 電波法技術基準適合、工事設計認証番号:001-P01026 920MHz 帯 (920.6 - 923.4MHz) |
LoRa 通信拡散率 | LoRa Private 採用 拡散率(7 ~ 12)を電波到達状況に合わせて変更可能 Web アクセスでパラメータを変更後、磁力スイッチによる設定内容を変更 |
LoRa アンテナ | ダイポールアンテナ(デフォルト)、外部ダイポールアンテナ(オプション) |
LoRa 通信電波強度 | Web ブラウザにより、通信サーバと計測モジュール間の通信を通信サーバで受信した 電波強度を表示 |
LoRa 通信到達距離*1 | 参考値:約 3km(密集地)、約 11km(見通し良好地) 実験値:東京都庁(展望台)~高尾山(展望台)間約 42km の通信を確認(見通し通信) |
有線 LAN | ギガビットイーサ (10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T のオートネゴシエーション) ケーブル長 10m(固定)、防水対応のため本体側は着脱不可、他端は RJ45 コネクタ |
ネットワーク速度 | 10Mbps/100Mbps/1000Mbps (オートネゴシエーション、全二重、半二重の設定可能) |
PoE | PoE 受電装置、IEEE 802.3af、802.3at、PoE 給電装置からLAN ケーブルを利用して給電 |
IP ネットワーク | IPv4、IPv6 およびデュアルスタック |
DNS | プライマリ/セカンダリアドレス指定可能 |
DHCP | 設置環境で DHCP サーバが稼働している場合、以下の内容を取得できます |
IPv4 アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレス、DNS サーバアドレス | |
セキュリティ | HTTP、HTTPS によるWeb アクセス、アクセスユーザ設定よるアクセス制御、IP フィルタ |
サポートプロトコル | ARP、HTTP、HTTPS、ICMP、RSH、NTP、SMTP、SNMP(v1 / v2c / v3)、TCP/IP、UDP |
機能仕様 | |
モニタ表示 | Web ブラウザを搭載し他機器より、遠隔から次の状態を確認可能。 ・センサ状態:各計測ユニットの現在値や通信状態を一覧表示 ・接点状態:各接点監視制御ユニットの現在の接点状態を表示 ・表示灯状態:各表示灯状態監視ユニット(WD120A/B)から得られる表示灯の状態 を表示 ・飽差状態:選択された計測ユニットから現在の飽差値を表示 |
機器設定 | 各計測ユニットに対して、通信ポーリング間隔、ログデータ取得間隔を設定可能 |
ネットワーク設定 (有線 LAN) |
IPv4 および IPv6 共に、IP アドレスとゲートウェイアドレスの設定が可能 IPv4 アドレス設定では、DHCP の設定可能 |
LTE設定 | ※WD100-S32 のみ有効 有効/無効、APN、認証ユーザ名、パスワードの設定可能。回線接続状態アンテナレベル(接続強度)を表示 |
時刻設定 | 手動または NPT サーバ指定による自動日時設定 |
アクセス制御 | 最大 10 ユーザの登録と個別パスワード及び情報参照/制御/設定の権限設定 最大10 個のIP アドレス指定によるアクセス制限、およびIP フィルタの有効/無効指定 |
NTPクライアント機能 | 登録した Time Server(NTP サーバ)との時刻同期可能 タイムゾーン設定可能 |
クラウド通信 | MQTT プロトコル対応 LAN 経由またはLTE 経由の選択可能(LTE 経由はWD100-S32 のみ有効) |
電子メール | POP/SMTP サーバ対応 異常通知用の電子メール送付先を 10 件設定可能。グループアドレス、携帯電話のメールアドレスも設定可能 |
電子メール内容設定 | 送信する電子メールの定型内容を 20 件定義可能 イベント内容の差し込み定義も可能 |
FTP通信 | FTP サーバ(例えば FTP サーバ機能を持つネットワークストレージ、NAS)を指定してログデータを自動的に送信 ログデータはCSV 形式で記録 |
対応 SNMP | SNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3 |
コマンド設定 | 最大 20 の外部機器制御用コマンド設定可能 |
警告通知 | 最大 8 箇所への SNMP トラップ送信 |
接点出力制御 | 最大 40 テーマの出力状態を定義可能 1 つのテーマに指定する出力制御装置の各接点出力(ON/OFF/なにもしない)を定義例えば、制御と復旧では 2 テーマの定義が必要 |
遠隔制御 | TELNET または SSH による遠隔制御可能 |
ログ転送 | イベントログおよびデータログそれぞれを指定したアドレスに転送可能 |
センサ設定 | 土壌センサと日射センサの設定を行う土壌の違いによる各パラメータを設定 日射センサの感度パラメータを設定 |
センサノード設定 | 各計測ユニット、接点監視制御ユニット、LoRa ゲートウェイ等のLoRa 通信パラメータを設定 ID、モニタ有効/無効、送信間隔、リトライ有効/無効、LoRa 通信チャンネル、LoRa 拡散 率等を設定可能 |
ゲートウェイ設定 | 本体の LoRa 通信チャンネルと拡散率を設定 |
閾値判定機能 | 計測センサユニットの各センサに対して、上限注意値、上限警告値、下限注意値、下限警告値を設定可能 接点入力監視ユニットの各入力信号監視 判定後のアクションを設定可能 |
アクション設定 | 最大 20 種のアクションを定義可能 アクション実行の条件は、閾値判定および入力信号判定 アクション実行項目は、電子メール送信(最大 10 箇所)、SNMP トラップ通知、コマンド実行、接点出力制御ユニットの接点制御を組み合わせて定義可能 |
イベントログ | Web ログイン、TELNET 接続、SSH 接続、メール送信成功、メール送信失敗、接点入力状態変化のイベントを、項目を選択可能 異常の発生、復帰などをタイムスタンプと共に最大 1,000 件記録 自動メール送信機能(イベントログを添付ファイルとしてメール送信) 停電・瞬断でも記録された内容は消えない |
データログ | 各計測ユニットのセンサ情報、接点情報を受信時間を元に記録、保存各ユニット単位でのログの確認可能 メール送信、FTP 通信でデータログファイルを自動転送 |
センサデータ調整 | 各センサーの経年誤差を補正するためのオフセット値を入力可能 CO2 については、自然界の値 400ppm にオフセットする機能あり |
コマンド実行機能 (本機からの制御) |
アクション実行に rsh、snmpset コマンド、snmptrap による実行が可能 |
ソフトウェア | Web 上よりファームウェアのアップデートが可能 |
バックアップリストア | 各種設定データを一括または個別にバックアップおよびリストアが可能 個別指定項目は、SNMP トラップ、SNMP v1/v2c、SNMP v3、電子メール内容設定、実行コマンド設定 |
自己診断 | WatchDog による監視 |
※1本からでも、お客様の要望にあわせて温度センサ(熱電対・測温抵抗体)の受注生産可能です。
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・ 標準シース熱電対
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